パリ・ノートルダム大聖堂が焼け落ちた。
パリへは1度しか行っていない。それも夫と一緒だったからずいぶん前のことである。
けれどあの尖塔を持つ外観とステンドグラスの美しさに圧倒された記憶がある。
他に見物して数年後に焼けた橋にスイスのカペル橋がある。
ヨーロッパで一番古い木造橋と言われていた。屋根付き橋であった。
屋根の梁には歴史が描かれた絵が飾られていた。
訪れてまだ記憶が新しい時期に焼けたと聞いて驚いたものである。
こういうものは人生において観ても観なくてもどうでもいいことなのだけれど
事故が起きるとまざまざとそのときのことが思い出されて「行っといて
よかったな」と思ったりした。
NZ地震で崩れたクライストチャーチ大聖堂は本当にNZ旅行を義妹として
間もなくの地震だったので感慨深かった。
日本でも大切な国宝や世界遺産が焼けたり、崩れたりした。
再建してもそれはやはり当時のものとは違う。
地震の多い日本。何とか無事に生き延びてほしい。******
最近のTVのアナウンサーの声がやたら高くて聞きづらいと感じている。
殊に女性アナの頭に突き抜けるような甲高い声には参っている。
嘗てテレ朝の夜のニュースステイションで久米宏が小宮さんに
「悦ちゃん、もっと低音で。低音で。」と何度も小宮さんに
言って小宮さんが低い音で話すようになったという話を聞いたことがある。
今はそういう指導者はいないのかな。夕方の名テレのアナウンサーは
甲高い声ではしゃぐばかりで何を言っているのか聞き取りにくいのは
わたくしだけなのかしら?
アクセントも時々おかしいのでアナウンサー教育が緩くなっているのかも
しれない。
アナウンサーの仕事は視聴者に分かり易く聞き取りやすく語り掛けることが
第一だと思うのだけれど。