敬老の日

2017-09-18 14:16:54 | 日々思うこと

先ほど「敬老の日」のお祝いにニットのプルオーバーが届いた。

学生の孫からのプレゼントである。

正直ものを贈るのも頂くのもなかなか難しい。

「おばあちゃま、今年は何がいい?」と聞いてきたので、「ちょっと考える」と

返信してこちらで決めた。

今までにキンドルが最初に出たときは発売を待って。名前いり万年筆の時もあった。

丁度お気に入りの傘を壊した時はそれに近いものを要望した。等々。

わたくしが父母に贈るときも困った。欲しいものがないというのだ。

欲しいと思えばすぐ買うのが母で、わたくしもその血を受け継いでいる。

欲しければ(買える範囲のものは)たいがいはすぐ買う。(息子もその血を受け継いだ。)

考えあぐねて晩年の父母にはそれぞれ1万円を包んだ。

わたくしよりずっとお金持ちだったけれど(宝石など買ってもらうことが多かったが)

一応こういうことは大切なしきたりなので、守りたかったのだ。

昨年の誕生日は息子の家族と金沢に行っていた。(経費はわたくしが持った)

お誕生日のお祝いに何がよいかと聞かれて、さてと考えても何もない。

「それでは1万円頂く」と言うと息子も嫁も恐縮して「それではあまりにも・・・」と

言ったけれど納得してもらった。さて、今年も病院のベッドにいて同じことの繰り返し。

「今年も1万円」と。今年はそれに加えて退院するときのためのブラウスと薄いカーデガン

を準備してくれた。冬用の洋服で入院したので。

押し入れや机の中にただ放り込んでおくものではもったいない。

毎年1万円に決めるつもりでいる。

ちなみに夫へのプレゼントはいつも地方の銘酒だった。これは簡単でどちらにとっても

好都合だった。

 

 

コメント (4)
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