寿司屋から「にぎり」職人が消えて・・

2016-05-31 11:06:30 | 日々思うこと

先日の食事会はお寿司屋さんだった。

市の中心街にあって、適当な価格で、かなり評判のよいお店である。

今までにも何度も利用していた。

ところが出てくるときには「もう、2度と使いたくない。」と仲間が怒りだす始末。

7人での会食なのに、料理が揃って出てこない。4人が食べ終わったころに3人分が

出てくるというお粗末。料理の最後はお寿司なのだけれど、なかなか出てこないので

1人が催促に調理場に行き、「もう後は要らないのでお勘定を」と文句を言うと

やっと1人2貫が大きなお皿で出てきた。つまむとシャリが崩れ落ちて、おまけに少し

暖かい。そのあと残り2貫が配られた。お寿司屋さんでこんなのあり?

後から耳に入ってきたのは握り専門の板前が辞めたのだそうだ。長年この店で

握り続けて今は60歳を越した職人さん。****

実家が昨夜ちょっとした集まりがあって20人ほどの松華堂を依頼していた。

かなり前から頼んでいたので、心配だったけれど料理を届けてもらった。

料理はいつもの通りで合格。鉄火巻きのまぐろが横っちょにずれていたものの

握りのシャリが崩れることはなかったとのこと。

このお寿司屋さんはもう「寿司屋」はやめて「料理屋」にするそうだ。

後継者を育ててこなかった結果。商売は難しい。

わたくしがしばしば利用する近所のお寿司屋さんも後継者がいない。

潰れないでほしいと切に願っている。

 

コメント (2)
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