円安、株高でおいしい人は周りにいないなあ

円安、株の異常なほどの高値に日本中が湧きかえり、まるで興奮しているようだ。

本当に誰もがそんなにおいしい体験をしているのかしら。

近所の行きつけのおすし屋さんで聞いてもちっとも恩恵を受けていないというし、工場を

持っている友人も景気がよくなったなどという実感はないと言う。

どういうところでお金は舞っているのだろうか。

自動車会社の利益は何倍にもなったそうだし、観光地も客が多くなったと喜ぶ映像が映されて

いる。

来年は消費税も上がることだし、われわれにとって実質豊かになるということは望めない

だろう。

今日は国の借金が膨大になり１人あたり７００万円を越すと報告された。

その借金を少なくするために社会保障費を削るのだとか。

介護保険に頼っている友人が２人いるけれど、そのうち１人はいつも不安を訴えて、お国は

弱いものいじめをすると嘆いている。

病弱なもの、老人は早くいなくなってほしいという気持ちが透けて見えるというのだ。

そういえば忘れたけれど「老人は死んでください国のため」とか言う川柳があったっけ。