漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

外房で黒潮薫るポタリング 2/2

2016-01-02 21:04:13 | 千葉を走る
行川アイランド駅を過ぎ、おせんころがしトンネルの手前右にある道に入る。
この道を走れば、トンネルを迂回出来る。
そして、トンネル出口でR128号と交差して、海沿いに小湊の誕生寺へと道は続くのです。


左手に海原を眺めつつ、のんびり旧道を走るのが面白い。



振り返れば、おせんころがし(昔、おせんという娘が身を投げたという断崖)が見える。

緩やかな上り坂を、奇岩など眺めつつ、のんびり走った。
後は、短い隧道を抜け、雑木林の中の道を下れば、誕生寺。

小湊から鴨川までR128号(バイパスじゃない方)。シーワールドを越えたら県道247号線へ。


鴨川松島、なんとも佳い眺め^^

県道247号線、国道より車の往来も少なくポタリング向き。
仁右衛門島辺りの風景を愉しみながら、のんびり走るのに丁度良い道だと思う。



再びR128号を走って、江見、和田浦へと向かった。

江見辺りから道路脇の花畑に鮮やかな花がちらほらと。ベッキー・サッチャーも喜びそうだ^^
河津桜の花が、ちょっとだけ咲いてたりで、今度の春は、せっかちかもしれないな。


冷たい しぶきに声あげて  裸足で波を追っていた  まだ春知らぬ冬のなぎさ  憧れに胸は高鳴る

鼻唄なんぞ歌いつつ、暫くは、のんびり走っていたのだけれど・・・
いつの間にやら時刻は12時少し前。昼メシは館山駅近くで鮨と決めてきたので急がねば。
という訳で、今回は魅力的なカフェやパン屋もパス。クジラ給食も伊勢海老カレーもなし。
フラワーラインを走らず、そのままR128号で館山駅方面へ。


昼喰ライムin館山。今日は、自分で自分の小僧の神様になるのだ!


昼メシは、館山郵便局近くの白浜屋で房州寿司。
豪華に地魚寿司の竹(8貫1944円)を、つまむのです。
この日の出演は左上から時計まわりに、
きんめ鯛・黒むつ・めじな・かんぱち・ひらめ・すずき・するめイカ・あじ。


房州寿司、この大きさが、寿司が屋台でつままれていた頃の大きさなのだという。
これが食べてみたかったのよねえ。一口では食べきれないよ^^

  
ゆったり寿司を味わった後は、館山中村屋で、あんパンとクリームぱんを購い、駅へ。
そして、各駅停車の電車に揺られてポタリングの終了。
愉しい冬の一日が過ごせました。


走行距離:61 km(総上昇量:499 m)

外房で黒潮薫るポタリング 1/2

2016-01-02 07:34:07 | 千葉を走る
練習だと思えば、最初から最後まで自走で走り切れる距離だった。
もっとも帰宅時には、とっぷり陽が暮れていること確実だけれど・・・
時間を節約するならバイパスを走ればよかった。
でも、それじゃあ心の中のトム・ソーヤとハック・フィンが納得しないのです。


12月30日、外房の旧道や海岸沿いを走り、黒潮薫る贅沢な時間を愉しんだ。

勝浦の朝市、この長閑で懐かしい雰囲気が好き^^

帰省先の千葉市から勝浦までは輪行。輪行すると旅情気分が増すのが面白い。
自転車を組み立て港へと向かった。
先ずは朝市を覗いて懐かしの情景を味わうのです。

   
時刻は9時を少し回ったところ。まだ10分も走ってないので寒くて仕方ない。

だから、通りの端に位置する店で、とれとれのタイ焼き(120円)や、

市の露店で、熱々のいわしのさんが汁(300円)を、はふはふと喰ってお腹の中から暖まったのです^^
※さんが:青魚を味噌と叩いたものが「なめろう」で、漁師が船の上で料理して食した。
そして、余った「なめろう」をアワビの殻に詰め、山の家に持ち帰り、焼いたのが「さんが焼き」。
さんがは、山の家、山家と書くのだとか。
この汁の場合は、「なめろう」を焼かずに煮た汁に、おぼろ昆布と青海苔をのせたものだったかな。
ふわふわの具とダシが効いた熱々の汁が、とても美味かったですわ。

暫く市の雰囲気を愉しんだ後、R128号を館山方面へ走り出した。
そして「松部漁港」のT字路を左折したのです。


国道を逸れ、海辺の道を走る。景色を眺めながら、走るのが愉しい。



尾名浦のメガネ岩。海蝕と風化で出来た自然の洞なのですって。

味のある隧道を通り抜け、鵜原の理想郷に寄り道。

理想郷へと続く最初の隧道を通り抜け、自転車押したり担いだりして、海が一望出来る場所を目指した。

自転車、どこかに停めてくればよかった・・・SPDペダル用のクリートで助かったわ。

10分弱えっちらおっちらと小路を上ると、絶景かな絶景かな^^でありました。

鵜原から行川までは、R128号(バイパスじゃあない海沿いの方)を走ります。


海が好きぃぃぃ!!
砂浜に降りたり、海原を眺めたりで、なかなか先に進まない。



 
潮の香りに波の音、観光地化していない風景が、なんともたまりませぬ^^

つづく