漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

誇り高き港の猫達

2016-01-23 16:28:20 | 本と雑誌
自分と似た者を認めたり愛したりすることは簡単だけど、違っている者の場合は、とても難しい。
きみのおかげでぼくたちは、自分とは違っている者を認め、尊重し、愛することを知ったんだ。
ぼくたちはきみを、カモメとして愛しているんだよ。
-港の猫の中の猫であるゾルバの言葉
黒猫ゾルバの紳士力に脱帽した休日の午後^^


13時からハルヒルのエントリーがあるし、天気は崩れる予報だし、遠出する気にならなかった。
脂肪燃焼目的のライドは、固定ローラーで、テンポ走を1.5時間(これ以上は精神的に無理デス)で終了。
そして、あとは、まったり読書三昧と参ろうか。
さて、何を読もうかな、久しぶりにハックと共に冒険の旅に出ようか・・・
ところが本棚を探しても見つからないのデス。さて、どこに仕舞ったのだろう?
散々探しても見つからないので、諦めて本屋に出掛けた。
本屋では、新刊コーナーは言うに及ばず、店内の棚を一通り眺めて周るのが拙の流儀。
その結果、当初の目的の書籍以外に気になる本を見つける事も多かったりする訳で。


今回も大収穫だったよ^^

 【カモメに飛ぶことを教えた猫 (ルイス・セプルベタ 河野万里子訳/白水社)】
港町に住む黒猫のゾルバは、瀕死の母カモメと三つの約束をする。
彼女が生む卵を食べず、育て、そして孵ったヒナに飛び方を教えると・・・
そして彼は、仲間の優しく誇り高き猫達の助けを借りて、やがて約束を果たすのです。


ゾルバは言った。
飛ぶことができるのは、心の底からそうしたいと願った者が、全力で挑戦したときだけ。
拙もこの言葉を胸に、昨年の自分越え目指して、今シーズンも足掻いてみようと思う。