漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

上野村へ昼喰ライム 2/2

2014-11-30 21:19:22 | 群馬を走る
上野村で目的のランチを済ませた後は、静かな山道とか歴史ある峠道を越えて帰宅することにした。

風も無いのに、はらはら葉が舞い落ちる。
静かな山道は自然が織りなす落ち葉の絨毯が敷き詰められていた。初冬の山間ライドならではの贅沢な情景。
見目麗しい葉が偶然肩に泊まった時は、なんとも嬉しくなってしまう^^


紅葉したモミジと黄葉したモミジ、どっちが好き?  優柔不断を絵に描いたような拙は、どちらも好き^^

神流町青梨から矢久峠を経て合角ダムへと抜けようとした。途中のルートの知識は全く無いのがちと不安。
この道の斜度、ずっと10%前後なんですけど・・・
こいつは想定外だ。ファイナルロー&立ち漕ぎ阿波ダンシングでも心拍強度がLSDを外れてシマッタ。


右に進むべきか?左に進むべきか?それが問題だ! 陽が短いこの時期、己の無計画性が呪わしい

秩父事件の際、多くの人が通ったという峠道をえっちらおっちら上った。
たぶん、ここが矢久峠?・・・地図もGPSもないし全然判らない。それにここから先はどちらに進めばいいの?



祠があるから、たぶんここが峠で間違いないだろう。問題は、どちらに進むかだ。
祠におわした明王に伺う、俺はこの先どちらに進めばいいですか?・・・苦しいとき(だけ)の神頼み。
テキィ~ンと閃いた!!
右は上りで、左は下り。下って間違えていた場合、引き返す気力が失われ易いので、右の上りを進むのだ!


おっかなびっくり進む誰もいない山道。祠から進む事4.5 km・・・やっぱり違った。

陽が翳り出した山道を、ベソかきそうになりながら西秩父線(さっき看板で知った)を引き返したのデス。


坂丸峠を越えた後、長久保線で吉田方面へと下った。
『湧水 てて水』、ててて?ててって父のことかしら? 湧水好きな拙は誘惑に負けて生で飲んでしまったけれど、今の所問題なし。


ようやく集落を越えた後は、急に気がハイパー化して名残の黄葉など撮影したりした。



見知った路は落ち着くなあ^^ 吉田では夕陽に照らされた龍勢の櫓を見物したり、めんまに挨拶したりして少しだけ休憩。


その後は、もうLSDなんて言ってられない。沈もうとする夕陽と競争しながらR140号を漕ぎまくって帰宅。
いやあ、すっかり汗をかいたので、帰宅後に風呂上りのビールが美味かったわ・・・って悪循環であります。


走行距離:174 km(総上昇量:2230 m)

上野村へ昼喰ライム 1/2

2014-11-30 18:27:12 | 群馬を走る
21.1・・・先週受けた健康診断のBMIと体脂肪率の数値だ。
自転車乗りとしてBMIが21.1なのは良いとして、体脂肪率が21.1%というのは如何なものだろうか?
聞いたところでは、アスリートとかローディを名乗るからには10~15%くらいじゃないと笑いものになっちゃうらしい。 
つい数日前までは、拙も老ディのはしくれだと思っていた。
けれど、実は筋肉量が足りない貧弱、若しくは内臓脂肪たっぷりの隠れ肥満の勘違い野郎だったって事ですか?!


健康診断で、言い訳しようのない根拠ある数字を叩きつけられ、脳裏に浮かぶ自分像が音を立てて崩れていった

こうなったらLSD(心拍強度65±5 %HRRで、あとの縛りはナシと解釈している)で体脂肪を燃焼、且つ筋力強化するしかない。
でも、せっかくの休日なのだから美味いもんも喰いたい・・・そんな支離滅裂な想いを胸に上野村に向かって走り出した日曜日。


行く先にたちこめるは暗雲じゃあなくて霧?

R140号で長瀞まで向かい、37号(皆野両神荒川線)、71号(高崎神流秩父線)で土坂峠を越えて、R462・299号で上野村へ。
R140号の波久礼辺りで前方にたちこめる霧が見え、境界は丁度長瀞町との境だった。長瀞町内は霧の都状態でしたわ。
霧に限らず雨降りの境界が土地の境なことが結構あるので、なんだか不思議な感じがするのです。


旧道&青面金剛像に萌え~^^ 初めての路って未知なものばかりだからドキドキワクワクするよね

R462号の神流町魚尾にある中郷旧街道。
以前から知っていたけれど、なかなか時間が取れなくて通るのは初めてなのだ。



自動車が一台通れるくらいの路が国道に沿って集落の中を暫く続いていた。路傍には古めかしい庚申塔や馬頭観音像。
今の国道が開通する前の風情が感じられる好い路でありました。青面金剛コレクションのストックも増えたぞ^^


本日の昼喰ライムの目的地は上野村勝山のカフェよたっこ

予定では乙父まで走ってから帰り際に寄るつもりだったのだけれど。拙の脚力でLSD縛りだとちと無理だった。
道の駅上野村のすぐ手前にあるカフェよたっこに到着したのが11時20分。
開店までまだ10分ほどあったのだけれど、国道に看板を出しにきていたご主人のお願いして店に入れてもらったのだ。


止まると寒い日だったので薪ストーブの側のカウンター席を陣取った^^

出来ますランチは、主によたっこの畑で採れた野菜を料理した『よたっこのお昼ごはん』一品のみ(ドリンク付けて1200円)。
拙には足りないかな?と最初思ったけれど、つけあげ丼がボリュームあって充分満足出来ました^^

 
御主人も自転車乗りだそうで、上野村近辺のコースなど興味深い話を伺うことが出来た。
よたっこ、冬季は店を閉めるそうで、年明けの営業は6月頃?みたい。来年、上野村HCの試走も兼ねて再訪したいものです。


この辺りの国道、299号であり462号でもあるみたい。紛らわしいのでいっそ両方を足して761号とすることを提案したい

45号(下仁田上野線)の合流地点付近までの国道は路面の状態も良く交通量も少ないので走り易いのだけれど。
時間にゆとりがある場合は、自転車で走るのならば国道と交わったり並行したりしながら残存する旧道を走るのも一興。


周辺の景色に往年の人の往来など面影を感じながら、のんびり走るのが好き^^

こういった何気ない道脇の岩の上には石仏(経験では馬頭観音像が多い)がおわしたりして面白いのです。

つづく