奥秩父の浦山で、毎年10月に二日間掛けておこなわれるという大日如来祭り。
その一日目に大日堂でおこなわれる獅子舞を見学した。
浦山の獅子舞は、室町時代から続く歴史ある舞で、真剣を咥えて舞う勇壮なものだと聞いた。
真剣を咥え舞う獅子の迫力。 ささらを鳴らす花笠。地味だけど派手な装いなのだ^^
祈願に訪れた人達と大日堂の周りをグルグル回る。
拙は、こういった参拝祈願者参加形式の舞を見るのは初めてだったので、ちょっと感動^^
近くにいると太鼓の音が腹に響いてくる迫力ある音なのだ。
太鼓を背負ってらっしゃる御方。祭事の最中、ずっと腰を屈める姿勢でいらしゃった。これはキツイだろうな。
浦山の獅子の舞は素早く、掛け声も勇ましい。
位置について ヨーイ!
ドン!! そんな掛け声が出ても不思議ないくらいの素早い動きなのであります。
帰り際に花で飾り付けられた笠鉾の巡行を見学。
秋色に染まりつつある山間の路を横笛の音と共に笠鉾が上ってきた。なんとも素朴で晴れやかな風景だ。
坂を上っていく笠鉾を河童と一緒に見送った。
二日目の終わりにおこなわれるという悪魔払いも、いつか見てみたいものであります。
浦山大日如来獅子舞保存会の皆様をはじめ関係者の方々、見学させて頂いてありがとうございました。