私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

新しい年を迎えて

2020-01-06 13:29:29 | 日記

January 6, 2020

あけましておめでとうございます。

2020年からサイトを新たにして、読書関係の記事を中心にしたブログをはじめようと予定していたが、結局昨年まで書いていたサイトに続けることにした。なんか意気込みとは別の方向になってきているようで、自分でも忸怩たる思いはあるが、楽な道を選択してしまった。掛け声ばかりでごめんなさい。

新年から暖かい日が続いている。もちろん冬なので朝晩の冷え込みはあるが、若いころから体験してきた冬のイメージが、近年徐々に変わって来ているようだ。さて、昨年末から今年にかけて、世界の情勢が少しづつ変化してきている。いわゆる「きな臭い」という表現に通じる雰囲気である。世界のどこかで戦争は起こっている。戦いのない日を夢想するのは無理だとしても、今の穏やかに思える日々が続いてくれることを願っているが、どうなっていくのだろうか。

第2次世界大戦が終わった年に小学校2年生だったことを思い返すと、それ以来私自身の意識の中に戦争はなかった。学生時代の「安保反対闘争」なんか、考えてみるとちっぽけなものだった。しかし、もうこの世にさよならをしていい年になって、戦争の足音が聞こえてきている。私自身の生活は何の変化もないが、新聞やテレビの小さな窓から入る情報が、それを知らせてくれている。今世界は、社会は、私たち老人を置き去りにして進んでいく。以前は、たとえ回りが少々変わってきていても、人間という単位で考えるとき、そんなに大きな違いはないと思っていたが、どうもその境界を越えてきているようだ。私たち置き去りにされつつある世代、でも、今の哲学のないあほな世界に屈服したくはない。たとえ人生の終わりが近いとしても、言わなければならないと思うことには、手をあげていきたい。

新年にあたって、ごまめの歯ぎしりと分かりながら、自分を鼓舞していこう。「戦争反対!」、これに尽きる。昨年から続いている「英和辞典」の点訳のためにパソコンに向かう日々は始まったが、肝心の読書はこれからだ。石田衣良の短編から読み始めたい。

画像は、1月2日に、友人の息子さんが住む御前崎までのドライブに同行させてもらったときに、スマホで撮った。お天気が良く、富士山の姿を満喫できた。


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