私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

バターそして涙

2014-12-25 08:49:20 | 日記
December 25, 2014

クリスマス当日、日本中の各地での大雪情報が続いている。幸い私が住む関東地方の南部は、ほぼ毎日晴天である。気になっていた年賀状も昨日ポストに投函できた。日本人はクリスチャンでもないのにクリスマスというと騒ぐ、といった声は、最近聞かない。それだけ世の中の人々が素直になったのか。24日に駅前に出かけた知人が、いくつかあるケーキ屋の前は、どこも長蛇の列だったと言っていた。ともあれ、買ったケーキはないが、せめて自分用にとパウンドケーキを焼く。私は、クリスマスに関係なく、パウンドケーキを焼いたり、最近は、レモン・カードやチョコスプレッドもよく作る。ちょっとしたお礼やプレゼントに使ったりもする。点訳で疲れて一服という時に、紅茶を入れて自家製の甘いものをいただくのは、至福の時だ。こじんまりとした生活を送っているので、世間の情勢に左右されることはめったにないが、この頃のバター不足には、少しまいっている。200グラムの箱が1個あれば、私の作るパウンドケーキは4本焼ける。だからたくさんはいらない。しかし売り場にない、あるいは私がもたもたと出かけたときには、すでに売り切れていた。やっと見つけたので2個買ったら、レジでお1人様1個ですといわれて、恥ずかしい思いをしたり。まあ年内に予定しているケーキとレモン・カード用のバターは確保できたので、ほっとしている。

さて表題の「涙」は、バターとは関係ない。テレビを見ていたら、視聴者の「滝のように涙が流れた」という言葉に、コメンテ―タの女性が、そういうことを経験したことがあると応じていた。今朝がたのNHKラジオ深夜便の「平尾昌晃」特集で聞こえてくる恋の歌を聴いていたら、「滝のような涙」を経験したことが1度あったと、思い出した。深夜のこと、これは夢かうつつか分らないが、最近涙もろくなったと感じることが多い。映像を見てとか、人の話を聞いたり読んだりしたとかいうことではなく、単に自分の思いの中でふっと涙があふれてくる。多分ある年齢に達した人は誰でも経験することではないだろうか。積み重ねた人生のなかに、泣きたい思いがなかった人はいないだろう。私は、最近こんな自分に驚いている。

画像は、友人のメールから、「ストック」。大好きな花だ。

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