July 27, 2016
なかなか明けない梅雨、湿度に悩まされている。毎日変わらない日常でも何か話題を見つけてブログに記してきたのに、最近はその情熱がなくなっている自分に気づき、恐いと思う。今日はがんばってここ1週間ほどの暮らしを振り返ろう。
7月26日(木)
いつもの点訳の例会で、武蔵境まで出かける。この近くに住んでられる方の話によると、以前はあまりパットしない駅前だったそうだが、今は大木の緑が並び、新しいコミュニティ用の建物や食事どころなど、なかなかおしゃれな街並みが続く。生まれた場所に近い阿佐谷の駅もこの沿線にある。新宿駅から中央線で来る途中の駅なのだから、涼しくなったら1度降りて近辺を散策してみたい気持ちもある。この建物を借りるための予約などをして下さっているのは、この点訳の会でいちばんご高齢の86歳の方で、三鷹に住んでられる。勉強会ではなかなか鋭い指摘をされ、大先輩として見習うことが多い。日増しに襲ってくる加齢による衰えを嘆いていてはいけない。校正のファイルをいくつか預かって帰宅する。
7月25日(月)
なかなか実が付かず、今年はこのまま雄花だけで終わるのかと思っていたゴーヤに、突然3個も実が付いているのを発見した。点訳の校正でも自分の目の節穴には呆れているが、毎日目をこらして探していたのに見当たらず、突然3センチほどの実が目の前に現れたのにはびっくりした。この湿度で途中で腐って落ちないかと心配しつつ、ひとつでも食べられる大きさまで成長してくれることを願っている。さてこの日は「たまプラーザ」で月に1度ぐらいの割合でお会いする友人と、ランチをしながらおしゃべりを楽しんだ。読んでいる本の傾向も違うし、政治の話をするわけでもない。ただ何となく日常のことを話しあうだけでも気持ちのいい時間が過ぎていく。毎日誰とも話さずに暮らしているので、大切な時間だ。お知り合いの方の自分史、市吉澄江『まなび愛ひたむきに』(生活思想社)をお借りした 。紹介文によると、1923年生まれ、1945年治安維持法により検挙されるという体験をへて税理士として心強く生きた90年の生涯を記した本だという。楽しみだ。
画像は、友人から誕生日にいただいた「クレマチス」。