私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

薬膳料理

2014-04-23 10:25:38 | 日記
April 23, 2014

先日、新聞の全面広告をみて注文した、シュガーレディの薬膳セット10食分が、今日届いた。冷凍で配達されるので、いつでも食べられるということと、期間限定の価格と送料無料に惹かれたのかもしれない。手作りをモットーとしているが、最近こういったものに飛びつくことが多くなったな、これも歳のせいかと思う。これが家族の分となると大変だが、一人分であり、忙しくしていて外出した帰りにサンドイッチなどを買ってきて済ませる食事のことを考えると、まあいいかなとも思う。今日夕食に食してみてのことではあるが。

三木卓『私の方丈記』(河出書房新社)を読んでいる。新書版で字も大きくすぐに読めてしまう本だが、読み終えるのが惜しい気分でいる。鴨長明の『方丈記』の著者による現代語訳と、方丈記を案内に著者の来し方、今の日常の生活などが語られている。本書の中で三木卓が言っていることでもあるが、『方丈記』には、今の日本のありようが映し出されている。1000年近くの昔と変わらぬ世情の中で、人はそれぞれが何となく生きていく、しかしその中に様々なエピソードが生まれ消えていくはずだ。そんなことを考えながら、わが一日も暮れていくのだろう。

今ごろの季節は、家の中にいるよりは外にいる方が暖かい。点訳の校正刷りを持って図書館に出かけ、社会人枠の勉強室で仕事をすることにした。今日は勉強室は満席だったが、珍しく閲覧室の方に空き席があった。途中少し眠気が襲ってきたが、3時間ほど集中できた。その間に目の前の席も両隣りの席も何人か入れ替わった。前の席にいた大学生ほどの女性が立ち去った後、机をみると消しゴムのかすだらけだった。こういったことは近年よく耳にすることだが、少し驚いた。どう見ても汚いという印象しかないが、次に座った男の子も、何も気にせずに消しゴムの屑だらけの上にノートを広げていた。典型的なおばあさん目が感じることかもしれないが。バスまでの時間があったので、持参した『私の方丈記』を読み終えた。方丈の部屋ではなくわざわざ図書館に出向いて、見るともなく人の行動を観察してしまう私は、鴨長明や三木卓さんの境地にはとても達しそうにない。

画像は、ベランダの「ブルーデイジー」。光のコントラストが面白かったので、載せてみた。

最新の画像もっと見る