July 5, 2014
関東地方の梅雨明けはまだまだ先のようだ。今日も朝からしとしとと降っている。涼しいせいか元気が出て、部屋の掃除をして、3日に1度ぐらいしかしない洗濯を、こんな雨の日に済ませ(天邪鬼ですね)、パソコンを開く。パリ旅行から帰られた友人のブログを覗くと、すでに2冊、本の話題が書かれてあった。1冊は私がはるか以前に読み終えたミステリ『古書店主』(ハヤカワ文庫)だ。同じ神奈川県でも図書館に予約し手元に届くのが遅かったり速かったりする。友人にはやっと届いたとのこと、いつも本の表紙を、すごい感度のカメラで撮った写真が載るので、改めてこんな素敵な表紙だったのかと思う。私はなにを書いていたかと過去のブログをたどっていくと、今年の3月24日にあった。面白く読んだという感想は、友人と同じだった。
ブログをバックしている間にすっかり忘れてしまっている我がブログをちょこちょこ読み直してみると、「ブログの更新が遅れて・・・」という言葉が目に付く。私がブログを始めてから、途中でサイトを変えたりしたが、10年近くなる。3日おきぐらいで書ければいいのだが、1週間も、10日近くも書けない時がある。今朝日新聞に連載中の、林真理子『マイストーリー』の今日の会話文に、「…作家になる人はとっくに書いているわよ。ある日書かずにはいられなくなる。そして途中でやめることなく最後まで書き終える。・・・」とある。林真理子さんの考えが反映されているのだろう。この作家の作品は、扱う題材が私の好みのジャンルではないので、今まで1冊も読んだことがないが、この新聞小説、面白く読ませてもらっている。小説とブログは違うが、私のブログの場合は、少し休んでも、日常を書いてみたいという気持ちになるから不思議だ。つたない言葉の羅列ではあるが、継続の効用かもしれない。自分で書いているのに、内容はすっかり彼方に飛んで行ってしまってはいるのだが。
昨日は図書館でずいぶん前に予約してあった本が2冊届いたので取りにいってきた。小山清『落ち穂拾い・聖アンデルセン』(新潮文庫)と石牟礼道子『葭の渚』(藤原書店)だ。7月8日の再開されることになった読書会の本が、『アンデルセン童話集』(岩波文庫)だ。もちろん予約したのは読書会の本が決まるはるか以前だ。『落穂拾い・聖アンデルセン』は、表題を含めて7篇が収められた短篇集で、「聖アンデルセン」は、アンデルセンになぞらえた話のようだ。これが読書会の前に手元に届いたのはよかった。これだけでも読み終えておこう。石牟礼さんの本は、待ち望んでいた本だ。私の敬愛する、詩人・作家の石牟礼道子さんの自伝である。これは楽しみながらゆっくり読みたい。ハードカバーで382ページ、文字が大きいのがうれしい。
画像は、団地の片隅でひっそりと咲いていた「アジサイ」。梅雨時にはいやというほど目にする花だが、この大輪の花が木々の影からのぞいているのを目にすると、はっとさせられる。平凡なようで上品さを決して失わない花、大好きな花だ。
関東地方の梅雨明けはまだまだ先のようだ。今日も朝からしとしとと降っている。涼しいせいか元気が出て、部屋の掃除をして、3日に1度ぐらいしかしない洗濯を、こんな雨の日に済ませ(天邪鬼ですね)、パソコンを開く。パリ旅行から帰られた友人のブログを覗くと、すでに2冊、本の話題が書かれてあった。1冊は私がはるか以前に読み終えたミステリ『古書店主』(ハヤカワ文庫)だ。同じ神奈川県でも図書館に予約し手元に届くのが遅かったり速かったりする。友人にはやっと届いたとのこと、いつも本の表紙を、すごい感度のカメラで撮った写真が載るので、改めてこんな素敵な表紙だったのかと思う。私はなにを書いていたかと過去のブログをたどっていくと、今年の3月24日にあった。面白く読んだという感想は、友人と同じだった。
ブログをバックしている間にすっかり忘れてしまっている我がブログをちょこちょこ読み直してみると、「ブログの更新が遅れて・・・」という言葉が目に付く。私がブログを始めてから、途中でサイトを変えたりしたが、10年近くなる。3日おきぐらいで書ければいいのだが、1週間も、10日近くも書けない時がある。今朝日新聞に連載中の、林真理子『マイストーリー』の今日の会話文に、「…作家になる人はとっくに書いているわよ。ある日書かずにはいられなくなる。そして途中でやめることなく最後まで書き終える。・・・」とある。林真理子さんの考えが反映されているのだろう。この作家の作品は、扱う題材が私の好みのジャンルではないので、今まで1冊も読んだことがないが、この新聞小説、面白く読ませてもらっている。小説とブログは違うが、私のブログの場合は、少し休んでも、日常を書いてみたいという気持ちになるから不思議だ。つたない言葉の羅列ではあるが、継続の効用かもしれない。自分で書いているのに、内容はすっかり彼方に飛んで行ってしまってはいるのだが。
昨日は図書館でずいぶん前に予約してあった本が2冊届いたので取りにいってきた。小山清『落ち穂拾い・聖アンデルセン』(新潮文庫)と石牟礼道子『葭の渚』(藤原書店)だ。7月8日の再開されることになった読書会の本が、『アンデルセン童話集』(岩波文庫)だ。もちろん予約したのは読書会の本が決まるはるか以前だ。『落穂拾い・聖アンデルセン』は、表題を含めて7篇が収められた短篇集で、「聖アンデルセン」は、アンデルセンになぞらえた話のようだ。これが読書会の前に手元に届いたのはよかった。これだけでも読み終えておこう。石牟礼さんの本は、待ち望んでいた本だ。私の敬愛する、詩人・作家の石牟礼道子さんの自伝である。これは楽しみながらゆっくり読みたい。ハードカバーで382ページ、文字が大きいのがうれしい。
画像は、団地の片隅でひっそりと咲いていた「アジサイ」。梅雨時にはいやというほど目にする花だが、この大輪の花が木々の影からのぞいているのを目にすると、はっとさせられる。平凡なようで上品さを決して失わない花、大好きな花だ。