私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

図書館

2016-01-11 09:50:22 | 日記

January 11, 2016

少しブログの更新が遅れてまった。毎日が飛ぶように過ぎていく。友人のブログを覗くと、新しい本、イ―ユン・リー『独りでいるより優しくて』について書かれている。早速図書館に予約しようとしたが、ひとり10冊の限度を超えていたので、昨日予約した池澤夏樹『砂浜に坐り込んだ船』』(新潮社)を取りやめて、この本を入れた。まだ20人以上待ち人がいてすぐには手元に来ないが、それが図書館のシステムだ。池澤夏樹の本は、次の次に回ってくる読書会の私が担当する本にどうかと思った本だ。これは自分で買ってもいいだろう。

私にとって、図書館は不可欠だ。最近業者が入ったりして、以前のような図書館の雰囲気が無くなってはいる。私が利用している最寄りの図書館も、大手の書店が入るようになった。市役所と書店、両者の関係がどうなっているのかは分からないが、あちこちにあった椅子の数が極端に減っている。不特定多数の人の憩いの場になることを避けているのだろう。本を選んでいるわきでおじいさんがいびきをかいて寝ているという状況は私も嫌だった。しかし、あまりにも機能だけを優先すると、これからの高齢化社会における差別ともつながるのではないかと思ったりもする。排除されるのは、まずは私自身である。

日にちが戻るが、1月8日に、3ヵ月に一度の眼科の定期検診に出かけた。いつものようにいろいろと検査をして、最終的に担当医からは特に変わりはないが、少しでも変だと感じたらすぐに連絡するようにとのことで、また3ヵ月後の予約をとってもらって診察は終わった。最近の医療は、まずは最新の医療機器を使った検査から始まる。眼科の場合、医師はそのデータを大きな画面で見て判断し、手元にある機器を使って目を覗き、それで診察が終わる。私が右目が重いとか頭痛がするとかいったことには、特に変化はないという一言で片づけられる。この担当医が悪いのではない。むしろいつも誠実に対応してくださって感謝し、また信頼はしている。しかし誰もがかの有名な「井上眼科」に通えるわけではない。毎回少し不安を残しながら病院を後にする。本も読め、点訳もでき、日常生活に不便はないのだ。ぶつぶつ言わずに前に進もう。

画像は、友人のメールから「冬牡丹」。鎌倉・鶴岡八幡宮の牡丹苑で撮られたとのこと。