私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

電子辞書

2015-12-24 10:17:24 | 日記

December 24, 2015

辞書を引くことが多い。英語は『小学館プログレッシブ英和中辞典』を、日本語は『岩波国語辞典』と『広辞苑』を使っている。字が小さいのでルーペが必要なうえに、、重い『広辞苑』を取り扱うのも一苦労だ。そんなことを、点訳の勉強会で訴えたところ、皆さんから一斉に電子辞書を使っているという返事が返ってきた。電子辞書が世に出回り始めた頃、私は自営の英語教室を開いていて、特に英語の場合、辞書で用例を見ることの大切さを感じていたので、この機器が好きになれなかった。その偏見はずっと続いていた。しかし現在携わっている「辞書パソコン点訳会」では、電子辞書が義務づけられているとのこと、私は遅れて入会したので知らなかった。というわけで、「電子辞書」を買うことにした。ところが世の中の進歩は速い。今やいろいろな端末装置が出そろっていて、電機店では、電子辞書は片隅に追いやられている状態だった。今電子辞書を買うことが最適なのか少し躊躇した。また、どうせ買うならビジネス用の最新のものをと考えると、結構な値段がする。

で、いろいろ考えた末、パソコン同様、機器に含まれているコンテンツを使いこなすことは不可能だと思い、まずは辞書としての機能だけを考えて、高校生用で型式が少し古く、40パーセント近く値引きしているものを、アマゾンで購入した。早速使ってみると、これが素晴らしい。まず画面が明るいので裸眼で十分見える。たまに原書で小説を読むとき単語帳を作っているが、これも電子辞書の中に作って保存できる。いろいろ見ていたらラジオ体操があったので、なかなか継続できない体操も、楽しく出来そうだ。眼に自信がなくなってきている時、音声はとても助かる。すっかりご無沙汰しているロシア語も、日常会話程度ならば音声で聞くことができる。その予定はないが、ロシア語の辞書も追加コンテンツの中に入っている。牛の歩みのような日常ではあるが、この小さな機器を使って生活を楽しめるような気がしてきた。もちろん点訳にはとても役立っている。

画像は、図書館構内にある花壇で撮った。