私の日常

毎日の生活で印象に残った出来事を記録しておきたい。

バッハ「ミサ曲 ロ短調」

2014-06-22 19:57:20 | 日記
June 22, 2014

点訳で知り合いになった若い友人が出演している演奏会に出かけた。会場の第一生命ホールは、新宿から大江戸線に乗り、「勝ちどき」で降りて徒歩8分、わが家からはかなり遠い。しかしとてもいい演奏会で、やはり生演奏はいいものだと、実感した。曲は、バッハの「ミサ曲ロ短調」。私はCDでよく聞いている大好きな曲だ。合唱は「東京オラトリエンコール」、友人はアルトで参加していた。練習が大変だったことだろう、しかし充実した日々であっただろうと、うらやましく思った。合唱も、また独唱者も一流の方たちで素晴らしかったが、私は、管弦楽の「アンサンブル・アルス・ノヴァ」のコンサートミストレス・恵藤久美子さんのヴァイオリンが印象に残った。音楽家には疎いので、帰宅してネットで調べてみて、やはりすごい方だと分った。機会があったらこの方のヴァイオリンをもう1度聴きたいと思った。

この合唱団を設立された指揮者の岡本俊久氏は、早稲田大学のグリークラブの学生指揮者として活躍した後、本格的な指揮者として色々な方面で活躍されている方で、この合唱団を率い、バッハを中心としたドイツ教会音楽の名曲を携えて、ドイツに過去6回演奏旅行をされていると、配られたパンフレットに紹介されていた。岡本氏のような指揮者だけでなく、普通大学に入りながら、音楽のいろいろな方面で活躍されている方は多い。音楽の女神のとりこになった方たちは何んと幸せなことだろう、と思った。大雨になるという予報だったが、大したことはなく、会場のある「晴海トリトンスクエア」まで東京湾にかかる動く歩道を通りながら、久しぶりに海を眺めたり、疲れたけれども楽しい1日だった。

画像は、妹のメールから、イタリアの「けし」。日本のものと少し違う。もっと群生している写真もあったが、見事だった。