五輪のマラソン選手選考にはいつもモヤモヤ感が付きまとう。今回もご多分に漏れず、ゴタゴタがあったのだが、そうやって慎重に選考された割には、本番のレースはあまりにもあっ気なく惨敗となったような気がする。
マラソンなど全くの素人の私だが、夕べのマラソンは増田明美の下らない解説で腹が立っていたこともあるが、今日有森裕子氏の今回のレースについての評論を聞くと、やはり二度の五輪マラソンでメダルを手にした実績に裏づけされた、重みのある厳しい評価をしていた。
つまり有森氏は、リオの平坦なコースを3周するという現実を考えて、3選手それぞれの能力に応じた走り方を事前に練ってあったのか、という疑問を抱いていたようだった。
そして、作戦次第ではメダルも十分可能だったのではないか、という含みを持たせた言い方だった。
アップダウンの多いマラソンコースでは、スパートをかけるタイミングなど綿密な作戦が必要だが、平坦な周回コースではそれなりの走り方があるようで、例えば、平坦で見通しの良いコースでは、一旦離されるとなかなか挽回することができなくなるそうだ。
したがって、先頭集団から離されることのないよう喰らい付くことが肝要らしい。
選手選考も、ただタイムを比べるだけでなく、選手の得て不得手と開催地の土地柄も考慮した上で、考慮するようにしないと、メダル獲得は難しいようだ。
いくら参加することに意義がある、といっても、勝ち目の無い選手の応援をするのも少し空しいものだ。ましてや、レース中解説者がどうでもいい御託をベラベラ喋るのを聞かされるのも耐えがたいものだ、と今回痛感した。
おまけに、日本人選手で最初にゴールした選手の、あの、お里が知れる、知性や品格の欠けらも感じさせない野卑なコメントを耳にすると、選手の指導者の質すら疑わしくなってくる。
日本人の沽券に関わることなので、次回のマラソン選手選考はそこまで慎重になるべきだ。オリンピックを夢見る子供たちは、そういうところまで観ているものなのだ。
マラソンなど全くの素人の私だが、夕べのマラソンは増田明美の下らない解説で腹が立っていたこともあるが、今日有森裕子氏の今回のレースについての評論を聞くと、やはり二度の五輪マラソンでメダルを手にした実績に裏づけされた、重みのある厳しい評価をしていた。
つまり有森氏は、リオの平坦なコースを3周するという現実を考えて、3選手それぞれの能力に応じた走り方を事前に練ってあったのか、という疑問を抱いていたようだった。
そして、作戦次第ではメダルも十分可能だったのではないか、という含みを持たせた言い方だった。
アップダウンの多いマラソンコースでは、スパートをかけるタイミングなど綿密な作戦が必要だが、平坦な周回コースではそれなりの走り方があるようで、例えば、平坦で見通しの良いコースでは、一旦離されるとなかなか挽回することができなくなるそうだ。
したがって、先頭集団から離されることのないよう喰らい付くことが肝要らしい。
選手選考も、ただタイムを比べるだけでなく、選手の得て不得手と開催地の土地柄も考慮した上で、考慮するようにしないと、メダル獲得は難しいようだ。
いくら参加することに意義がある、といっても、勝ち目の無い選手の応援をするのも少し空しいものだ。ましてや、レース中解説者がどうでもいい御託をベラベラ喋るのを聞かされるのも耐えがたいものだ、と今回痛感した。
おまけに、日本人選手で最初にゴールした選手の、あの、お里が知れる、知性や品格の欠けらも感じさせない野卑なコメントを耳にすると、選手の指導者の質すら疑わしくなってくる。
日本人の沽券に関わることなので、次回のマラソン選手選考はそこまで慎重になるべきだ。オリンピックを夢見る子供たちは、そういうところまで観ているものなのだ。