孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

ノンフィクション作家の視点

2016年08月28日 | 社会観察
昨夜、ベッドに寝転がって、youtube で登録したチャンネルの、ある討論番組を見ていたら、女性の論者だけの討論会をやっていた。タイトルは、「政治で、輝く女性が作れるのか」というもので、元国会議員やら評論家やら歌手やら、様々なジャンルの論客が、持論を披露する番組である。

いつもの通り、最初に自己紹介を兼ねて、最近気になったことなどを披露する。

二番手が、河添恵子さんというノンフィクション作家の方で、最近こういう番組以外でもいろいろなところに出演されたりしているので、顔とお名前は一致する方だった。

彼女が冒頭で自己紹介を兼ねて話題にしたのは、終わったばかりのリオ五輪の女子卓球チームだった。

『リオ五輪の女子卓球チーム3人はみんな「お母さん」に小さいときから指導され、いっしょに練習して芽を出した。その後、地域や周りの指導者に見守られながら上達してきた。この流れがすばらしい。』と、川添さんは褒めた。



そして、『だから、団体戦でも日本選手は真剣に応援していて、中国やシンガポールの選手たちとは応援の態度がまるで違っていた。』と、続けた。シンガポール代表といっても、彼女達は皆支那人で、コーチも当然支那人。支那チームの2軍だとか、1.5軍だとか言われているそうだ。

彼女らはチームメイトといっても、ただのライバルというだけなので、応援にも真剣みが無かった。『それに比べると、日本の石川佳純さんなんか、応援に熱が入りすぎて、審判に退場させられたでしょ。(笑)』と川添さん。

支那チームなどは、確かに強いチームが出来上がるかもしれないが、日本チームとはそのバックグラウンドに大きな違いがあるというわけだ。

河添さんは、『日本チームが感動を与えられるというのは、このあたりに起因していると感じた。』と、締めくくったが、私は川添さんの視点は、ノンフィクション作家独特だなあと感心した。

確かに贔屓目はあっても、日本の女子チームは何だか三姉妹のようで、メダルを首にかけて喜ぶ様子は、明らかに他の外国の選手たちとは違って見えたものだ。

河添さんのような見方をする方が書いた本を読みたくなって、私はすぐに Amazon で彼女の著作本を2冊ほど注文した。来週の火曜日には届くようだから、今からたのしみである。


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