ブラジルの五輪の入場行進を見ていたとき、イスラム教の国の行進風景が、信仰する宗教の所為でひときわ目立っていたのが面白かった。
面白い、と言っては失礼かもしれないが、開催地はカソリックの国でしかもあのカーニバルが有名な土地柄である。つまり、そのコスチュームには天と地の隔たりがありながら、信仰する宗教は、元々似たような宗教で、それぞれの教義とて天と地ほどの隔たりがあるわけではないからだ。
イスラム教徒の衣装は、体全体をゆったりとした布で覆い隠しているが、あれは体の線を見せないようにするためだと聞いた。特に女性の胸やお尻の線は絶対に隠さなければ、男たちの妄想を掻き立てることになり、禍の元になるかららしい。
リオのカーニバルでは、女性はかろうじて乳首を隠し、大きな尻をこれでもかとばかり、狂ったように振りまくる。
イスラム教徒の人たちは、ああいう光景を見ていったいどういう感情を抱くのだろうか、といつも疑問に思うのだ。
日本列島は、盆休みに入り、我が初孫なっちゃんたちも夕べ車で嫁さんの実家に帰省したそうだ。そして、来週の後半には我家にも来る予定らしい。
近所にある自動車部品の下請け工場で働いている、多分インドネシアから来ている研修生だと思うが、彼女達も長期の盆休みのため、地元の商店街のあちこちで見かけることがあった。
通勤に自転車を与えられているようで、それに載ってスーパーや百円ショップやファミレスなどに出かけているようだ。
久しぶりに、牛丼を食べたくなって近くの「すき家」に出かけたら、そこでも彼女達を見かけた。イスラム教徒独特のチャドルを身にまとって牛丼を食べていた。
マレーシアやインドネシア、シンガポールなどではまったく珍しい光景ではないが、日本ではまだまだ回りの風景にはなじまない衣装なので、目に入った瞬間、「なんだ、あいつらは・・?」と一瞬気にかかるものだ。
以前、移民について討論する番組を動画サイトで見ていたら、最近はイスラム圏からの研修生や留学生が増えてきて、それに伴ってそこから来た男性と恋に落ちる日本女性も多くなっているようだ、と話題にしていた。
恋が成就していざ結婚するとなると、女性はイスラム教徒に改宗する必要があるため、そこから生ずる大小の問題が意外と深刻だそうだ。
豚肉を食べられなくなるなどは序の口だそうで、評論家の方は「近くのラーメン屋の人気店へ行くと、ムスリムの方たちをたくさん見かけるんですよ。そこは、豚骨ラーメンで有名な店なんです。」と座を笑わせていた。
断食や毎日の礼拝も慣れるのが大変であるし、何より死んだら土葬しなければならないことは、かなり深刻な問題だそうだ。
実際に、日本に滞在するイスラム教徒たちは、共同で山を購入して、土葬の墓地を造ろうとして、地域社会と問題を起こすこともあるらしい。
日本でも土葬の習慣があったのだが、自然災害などの影響も無視できないこともあり、様々な紆余曲折を経た上で、現在は火葬が定着したわけだ。
ある評論家は、「イスラム教に改宗するということは、日本人であることを捨てると言うくらいの覚悟が必要であると言える。」と言っていた。
それにしても、同じ場所を聖地とし、「旧約聖書」という共通の基になる経典を持つ彼らが、繰り広げる文化習慣の違いを観察すると、興味は尽きない。
面白い、と言っては失礼かもしれないが、開催地はカソリックの国でしかもあのカーニバルが有名な土地柄である。つまり、そのコスチュームには天と地の隔たりがありながら、信仰する宗教は、元々似たような宗教で、それぞれの教義とて天と地ほどの隔たりがあるわけではないからだ。
イスラム教徒の衣装は、体全体をゆったりとした布で覆い隠しているが、あれは体の線を見せないようにするためだと聞いた。特に女性の胸やお尻の線は絶対に隠さなければ、男たちの妄想を掻き立てることになり、禍の元になるかららしい。
リオのカーニバルでは、女性はかろうじて乳首を隠し、大きな尻をこれでもかとばかり、狂ったように振りまくる。
イスラム教徒の人たちは、ああいう光景を見ていったいどういう感情を抱くのだろうか、といつも疑問に思うのだ。
日本列島は、盆休みに入り、我が初孫なっちゃんたちも夕べ車で嫁さんの実家に帰省したそうだ。そして、来週の後半には我家にも来る予定らしい。
近所にある自動車部品の下請け工場で働いている、多分インドネシアから来ている研修生だと思うが、彼女達も長期の盆休みのため、地元の商店街のあちこちで見かけることがあった。
通勤に自転車を与えられているようで、それに載ってスーパーや百円ショップやファミレスなどに出かけているようだ。
久しぶりに、牛丼を食べたくなって近くの「すき家」に出かけたら、そこでも彼女達を見かけた。イスラム教徒独特のチャドルを身にまとって牛丼を食べていた。
マレーシアやインドネシア、シンガポールなどではまったく珍しい光景ではないが、日本ではまだまだ回りの風景にはなじまない衣装なので、目に入った瞬間、「なんだ、あいつらは・・?」と一瞬気にかかるものだ。
以前、移民について討論する番組を動画サイトで見ていたら、最近はイスラム圏からの研修生や留学生が増えてきて、それに伴ってそこから来た男性と恋に落ちる日本女性も多くなっているようだ、と話題にしていた。
恋が成就していざ結婚するとなると、女性はイスラム教徒に改宗する必要があるため、そこから生ずる大小の問題が意外と深刻だそうだ。
豚肉を食べられなくなるなどは序の口だそうで、評論家の方は「近くのラーメン屋の人気店へ行くと、ムスリムの方たちをたくさん見かけるんですよ。そこは、豚骨ラーメンで有名な店なんです。」と座を笑わせていた。
断食や毎日の礼拝も慣れるのが大変であるし、何より死んだら土葬しなければならないことは、かなり深刻な問題だそうだ。
実際に、日本に滞在するイスラム教徒たちは、共同で山を購入して、土葬の墓地を造ろうとして、地域社会と問題を起こすこともあるらしい。
日本でも土葬の習慣があったのだが、自然災害などの影響も無視できないこともあり、様々な紆余曲折を経た上で、現在は火葬が定着したわけだ。
ある評論家は、「イスラム教に改宗するということは、日本人であることを捨てると言うくらいの覚悟が必要であると言える。」と言っていた。
それにしても、同じ場所を聖地とし、「旧約聖書」という共通の基になる経典を持つ彼らが、繰り広げる文化習慣の違いを観察すると、興味は尽きない。