浅間の煙

じいさんの気ままな独り言

講演要項を作る(1月23日)

2007-01-23 23:15:03 | Weblog
年配者の会・県退教合同学習会(2007・1・27)
『生き残った兵士の証言~日本兵は中国で何をしたか~』
佐久支部  竹花 初雄
Ⅰ.はじめに(生い立ちの記)
①大正デモクラシーの終焉と、軍国主義の台頭・・・(出生~1925)
治安維持法・普通選挙法・現役将校配属令(1925)
②満州事変勃発【15年戦争の開幕】(1931)小学校入学
③日支事変【日中全面戦争】開始(1937)小学六年生【伝令】
④勤労奉仕と軍事教練の学校教育
⑤太平洋戦争の激化と、中等教育5ヵ年を3ヶ月繰り上げ卒業(1942)
⑥徴兵検査の年齢を一年繰り上げ、1つ上の者と同時に受ける(1944)

Ⅱ.戦場における生と死
①山西省の最前線で初年兵教育を受ける(1944~1945)
②軍隊とは人間性を無にする処(特攻隊へバッタ扱いで送り出す等)
③内地からの補給が絶えて朝鮮人兵の入隊が始まる(1945)
④生と死の境界に何回も遭遇・討伐戦で決死の突撃(1945)
⑤慰安所【ピー屋】の存在と慰安婦達

Ⅲ.侵略戦争の残虐行為
①三光作戦の実態【奪い尽くし、焼き尽くし、殺し尽くす】
②捕虜とは何か?・・・善良な住民を捕らえて
③捕虜を使った生体実験【止血の実習・銃剣術の稽古台】
④初年兵の度胸試しと、刀の試し切りに生きている捕虜を刺殺
⑤補給の軽視~自国軍兵士を餓えさせ略奪の横行~(ミミズと蟻と兵隊)
⑥住民の家を壊して燃料に使用

Ⅳ.転属と甲幹合格により前線からの撤退
①山西省から中支へ移動(南方要員として)
②移動途中で甲種幹部候補生合格通知を受領.保定予備士官学校へ入学。
③万里の長城(八達嶺)で終戦を迎える.尚4ヶ月其のまま警備
④中国軍と交代して長城を下り生きて帰国~広島の原爆投下の後を見る

Ⅴ.如何なる戦争も防がねばならない(終わりに)
①戦争は最悪の人間性否定(人の善意も何もかも無にしてしまう)
②環境破壊の最たるものは戦争である
③憲法九条を守り抜く為に               以上

長野の事務局から24日までに送ってくれというので、今日は1日かかって上記の様に簡単な講演要項を作って夜ファックスで送った。