EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

EM(イーエム)は正しく使ってこそ、大きな成果が出ます!

2012年09月21日 | EM

What's New
2012/9/21
 EMによる水系の浄化について、微生物が自然の中で、豊かな生態系を取戻す仕組みを比嘉教授が解説していますが、数回に渡って、そのポイントを掲載致します。(健康生活宣言Vol.15より)

(8)EMを使えば誰でも簡単に海や川を綺麗に出来る
 EMを使うとヘドロが発酵分解し、その結果アミノ酸や有機酸、セルロース、リグニンなどが糖などに変化します。それらの有機栄養が水中の多様な動植物プランクトンを増加させ、一部が貝類や原生動物のエサとなります。アンモニアやメタンガスは光合成細菌が分解しアミノ酸や糖類を作り、大腸菌を抑制する。これにより多種多様な植物プランクトンや動物プランクトンが増え、食物連鎖の基礎を豊かにします。

(私のコメント)
 EMのメインキャスターは光合成細菌。酵母や乳酸菌は”脇役”です。しかし、彼らの働きがあればこそ、光合成細菌がフルパワーで働けるのです。アンモニアやメタンガスを生分解する働きは顕著で、光合成細菌にしか出来ない芸当でもあるのです。EMを上手に扱うことは、光合成細菌がフルに働ける環境を作ることです。やはりペーハー3(pH3)前後のEM活性液を培養し、”野”に放すことが成否を決めます。一見、難しい様に思えますが、手順さえ間違えなければ誰でも簡単に出来るのです。

イベント情報      

EMクラブ「GX湘南」への「質問」や「連絡」は下記のメールアドレスにお願いします
gx-shonan@dg7.so-net.ne.jp

「EM資材」に関係する記述(Q&A)
EM Q&A・・・「EM関連グッズの紹介
EM Q&A・・・「EM活性液やEM発酵液の作り方
EM Q&A・・・「EM活性液やEM発酵液の良否の判定方法
EM Q&A・・・「EM活性液やEM発酵液の使用方法
EM Q&A・・・「EMスーパーセラC入り活性液
EM Q&A・・・「光合成細菌の持つ力を出すにはEM活性液が不可欠
EM Q&A・・・「EMセラC入り活性液設置
EM Q&A・・・「セシウムの天敵は光合成細菌
EM Q&A・・・「米のとぎ汁発酵液と活性液の違い
EM Q&A・・・「活性液を作る際の糖質は何が良いか
EM Q&A・・・「良い活性液とは
EM Q&A・・・「活性液または米のとぎ汁発酵液の使用方法とは(家庭菜園及び農業に使用する場合)
EM Q&A・・・「EM1以外のEMについて
EM Q&A・・・「EMX-Goldの正しい飲み方とは
EM Q&A・・・「EMセラミックスの働きとは
EM Q&A・・・「乳酸菌の役割について
EM Q&A・・・「EM団子の効果的な作り方
EM Q&A・・・「EM活性液のペーハーが下がらない
EM Q&A・・・酸化還元電位(ORP)って何ですか
EM Q&A・・・2次活性液を作る場合の注意点
EM Q&A・・・活性液を作る場合の注意点(まとめ)

EM Q&A・・・「EMボカシの作り方
EM Q&A・・・「EM3による活性液の強化
EM Q&A・・・「EM 活性液を作るとき、EM の増殖と温度との関係について

「EM農法」に関係する記述(Q&A)
EM Q&A・・・「連作について
EM Q&A・・・「EM農法について
EM Q&A・・・「野菜や果物の糖度を上げるEMの使用方法について
EM Q&A・・・「赤土で硬い畑を柔らかく肥沃な畑にする方法
EM Q&A・・・「果樹でのEM活用について
EM Q&A・・・「EMをきのこ栽培に利用するには
EM Q&A・・・「EMによる雑草対策と病害虫対策について
EM Q&A・・・「EMを使って雑草を生えなくする方法
EM Q&A・・・「EMを使って病害虫を防ぐ方法
EM Q&A・・・「有機農業資材とEMをいっしょに使う方法
EM Q&A・・・「水耕祭材でトマトを作る
EM Q&A・・・「果樹園での鳥害対策について
EM Q&A・・・「温暖化とEM農業
EM Q&A・・・「ボカシ用有機物には動物性/植物性、どちらが良いのか
EM Q&A・・・「野菜栽培などでの限界突破の現象について
EM Q&A・・・「有機肥料の腐敗を防ぐには
EM Q&A・・・「緑肥の作り方について
EM Q&A・・・「家庭菜園とモグラ対策に、害虫対策
EM Q&A・・・「モグラ対策用EM活性液の効果
EM Q&A・・・「葱の菌核病対策について
EM Q&A・・・「ランへのEMボカシの施用
EM Q&A・・・「EMは1年を通じてどのように使用したら良いのか
EM Q&A・・・「EMによる土造りについて
EM Q&A・・・「ブルーベリー栽培
EM Q&A・・・「植物栽培における高温及び低温対策について
EM Q&A・・・「ニームケーキの効果と使用法
EM Q&A・・・「台風被害を受けた植物の樹勢回復方法

「水質浄化」に関係する記述(Q&A)
EM Q&A・・・「ダムの水質浄化について
EM Q&A・・・「水質浄化のためのEM活性液の濃度について
EM Q&A・・・「プールでのEM使用
EM Q&A・・・「魚の水槽浄化について
EM Q&A・・・「熱帯魚の水槽内の汚れ対策について
EM Q&A・・・「温泉の酵素やフッ素をEMにより除去
EM Q&A・・・「曝気槽のアオコ対策

「河川浄化」に関係する記述(Q&A)
EM Q&A・・・「河川浄化について
EM Q&A・・・「河川浄化で、きれいになったとの判断について
EM Q&A・・・「EMダンゴの効果的投入量について
EM Q&A・・・「ヘドロ浄化について
EM Q&A・・・地元の川に蛍を再生したいのですが、どのようにしたらよいのでしょうか
EM Q&A・・・河川浄化のEM団子の投入量

「その他」に関係する記述(Q&A)
EM Q&A・・・「EM生ゴミ堆肥について
EM Q&A・・・「生ゴミの肥料化について
EM Q&A・・・「生ごみ堆肥化とうじ虫対策

EM Q&A・・・「水産業でのEM使用で注意する点について
EM Q&A・・・「浄化槽でのEM活性液と殺菌剤の併用について
EM Q&A・・・「EMクリーニングについて
EM Q&A・・・「合併浄化槽からの排水浄化について
EM Q&A・・・「EMを活用するバイオマス事業について
EM Q&A・・・「EMの効果的普及について
EM Q&A・・・「冬など気温が低い時期のEM効果について
EM Q&A・・・「EM活性液をより効果的にする方法について
EM Q&A・・・「浄化槽へのEM発酵液について
EM Q&A・・・「井戸へ流れた石油の処理について
EM Q&A・・・「豚の糞尿堆肥化について
EM Q&A・・・「豚の糞尿のEM処理について
EM Q&A・・・「畜産場から排出される糞尿処理について
EM Q&A・・・「活性液の二次培養、三次培養で培養コスト軽減方法
EM Q&A・・・「EMによる放射能対策
EM Q&A・・・「EM菌と納豆菌の相乗効果について
EM Q&A・・・「EM活性液とセラミックパウダーの有効期限と保存方法
EM Q&A・・・「蘇生利器を利用して生ゴミを飼料にする方法
EM Q&A・・・「EM活性液とセラミックパウダーの違いについて
EM Q&A・・・ダイオキシン汚染土壌へのEM投入について
EM Q&A・・・「地球温暖化対策とEM
EM Q&A・・・「クリストラップの臭気対策


What's New(2012/9/16):EMによって抗酸化状態に変われば、大腸菌はいなくなる

2012年09月16日 | EM

EMによる水系の浄化のついて、微生物が自然の中で、豊かな生態系を取戻す仕組みを比嘉教授が解説していますが、数回に渡って、そのポイントを掲載致します。(健康生活宣言Vol.15)

(7)EMによって抗酸化状態に変われば、大腸菌はいなくなる
EMは塩素消毒並みに大腸菌を抑える力があると評価されています。大腸菌は腐敗性の有機物があると大量に増加します。EMが有機物を腐敗状態から発酵状態に変えると、水質は必然的に抗酸化状態になる為、大腸菌はエサが無くなって衰退する。逗子海岸の「海の家」では、浸透式トイレ等が原因で大腸菌が砂浜を汚染した際に、逗子市ではEMを無償で配ってトイレ等に流させた。結果は大腸菌が抑えられ、臭いも無くなり、水泳基準は”不可”から”可”に変わったのです。EMを上手に使えば、合併浄化槽や下水処理の為の塩素消毒は完全に不要となります。

(私のコメント)
 塩素は価格が安く、また食品添加物としても認められており、飲料用の水道にも添加されています。低コストで衛生的な水が必要とされる水道業界では、必要不可欠な薬剤になっているのも事実です。塩素消毒している水道水は、時として”カルキ”の臭いがしますが、塩素(次亜塩素酸ソーダ)過多が原因です。殺菌効果を高める為に、塩素濃度を上げて使用した際の現象で、意外に使い難いものなのです。100年以上も続く消毒方法の為に誰も変えようとはしません。しかし、レジオネラ菌やノロウイルスの発生、大腸菌による食中毒等、塩素消毒を過信した結果を忘れてはなりません。


What's New(2012/9/11):発酵分解は起こると一時的に、汚れがひどくなる現象が!

2012年09月11日 | EM

EMによる水系の浄化のついて、微生物が自然の中で、豊かな生態系を取戻す仕組みを比嘉教授が解説していますが、数回に渡って、そのポイントを掲載致します。(健康生活宣言Vol.15)

(6)発酵分解は起こると一時的に、汚れがひどくなる現象が!

 EMによる発酵分解が始まると、まず、炭酸ガス、酸素や水素等の期待が発生します。その気体が発生すると、その気体と一緒に表面に張り付いていた有機物が持ち上げられて浮いて来ます。つまり、色々なものが”浮いて”来るのです。大腸菌も同様に浮いて来ますので、一時的に”汚く”なりますが、EMが浄化してしまいます。有機物の”層”は長い歴史の中で幾重にも重なっているので、一番上の”層”が剥がれて浄化されると、次の”層”が剥がれて浄化されると言う”繰返し”となります。

(私のコメント)
 比嘉教授の含蓄のある”言葉”の中に、EMは「効くまで使い続けなさい」がある。環境浄化と言う甘い言葉につられて、EMを使い始めて見たが、目立った効果が出なかったり、大腸菌が増加するなどの現象に遭遇し、アンチEM派に鞍替えする人がいる。嘆かわしいのだが、生物現象を四則演算同様に法則通りに進める事ができると考える学者や役所に、そんな”馬鹿”がいるのも事実。無知そのものです。自然生物相手の取組は、継続が出来ないようなら止めるべきだ。何でも化学的手法で解決できると思っても、表面上の鎮静化の裏にとんでもない生物の驚異があることを忘れてはならない。


What's New(2012/9/9):EMの品質判定のポイントは、EM活性液のpHが3.5以下

2012年09月09日 | EM

EMによる水系の浄化のついて、微生物が自然の中で、豊かな生態系を取戻す仕組みを比嘉教授が解説していますが、数回に渡って、そのポイントを掲載致します。(健康生活宣言Vol.15)

(5)EMの品質判定のポイントは、EM活性液のpHが3.5以下。

 EM活性液の品質は、pHが3.5以下であれば絶対に間違いない。そして、消臭や浄化効果が出て来ます。河川浄化に際して投入されるEM活性液の量は、水量の1万分の1程度で、長期に渡って継続する必要がある。短期的に効果を高めたい場合は、EM団子の併用や、EM活性液の投入量を水量の1千分の1にまで高めるのが一般的です。

(私のコメント)
 EMは有用菌の集合体ですが、特に”光合成細菌”が重要な役割を果たします。しかし、この”光合成細菌”は生存環境が限定されているので、雑菌が繁殖できないpH3.5以下の環境が必要不可欠となります。EM活性液を散布したが”効果が無い”のは、EM活性液内の”光合成細菌”の働きが弱いことを意味する。
 こんな時のEM活性液の臭いは、発酵臭と言うよりは腐敗臭に近い。つまり、雑菌の繁殖で”光合成細菌”は死滅してしまった、と言う事。
 EM活性液作成は難しいと思いがちだが、実は的確な配合量と発酵環境を整えれば、誰でも何処でも簡単に出来る。


What's New(2012/9/7):EM浄化は臭いの変化と生物多様性に注目

2012年09月07日 | EM

EMによる水系の浄化のついて、微生物が自然の中で、豊かな生態系を取戻す仕組みを比嘉教授が解説していますが、数回に渡って、そのポイントを掲載致します。(健康生活宣言Vol.15)

(4)EM浄化は臭いの変化と生物多様性に注目。

 EMによる河川浄化(含む、池やドブ)の進捗度合は、臭気の発生状況や水中に発生する生物の有無を確かめることが重要です。長い歴史の中で汚した河川は、浄化に同じ時間が掛かるのが自然法則。しかし、EMを使えば短期化することが可能。

(私のコメント)
 人は結果を急ぐようだが、これはこれで尊重されるニーズ。そのニーズに応えるには、EMの理解と親和性を深め、その特徴を最大限に引出すこと、です。三日坊主は”ダメ”です。徹底的にEM化することで成果も連れて出て来ると言うものです。
さて、トイレ消臭剤は厭な臭いを一瞬にして消してくれますが、これは臭いを”中和”すること。だから、消臭の度に”シュッ”と撒くことになる。しかし、、比嘉教授の解説にもあるように、EM消臭はEMの主要構成菌の”光合成細菌”が、臭いの原因物質(還元物質)から水素を切離し、光合成に使ってしまうので、光合成細菌が生きている間は消臭効果が続く事となる。継続は力なり、ですから、普段からのEM生活を心掛けることが大切です。