EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

イベント紹介(第368回)

2015年08月30日 | EM

 当EMクラブ「GX湘南」でもお馴染みの脳神経外科医の田中 佳先生の講演会があります。題して「病気にならないための健康づくり」についてです。
 田中先生は現役の医者でありながら、上手な医者との付き合い方や、予報医学を広めるべく全国各地を公演しています。
 現代医療と言えば、日本では西洋医学ですが、田中先生は実際に西洋医学を学ぶ内に様々な疑問点や、矛盾を感じるようになったそうです。
 人はそもそろ何故病気になるのか?医療の役割は何か等を考えるようになった。
そんな中、予防医学に出会い衝撃を受け、何故に病気になるのか?どうしたら治るのかと言う事に向合う予防医学を学んで来ました。
 田中先生のお話は現在の医療現場や、クスリの成分を考えるクスリとの付き合い方、ワクチンや食、微生物に至るまで幅広いものです。

 日時:平成27年9月7日(日) 13:30~16:00
 場所:湘南スタジオ(茅ヶ崎市新栄町7-5 エメラルドプラザ3F)・・茅ヶ崎駅北口歩5分
 参加費用:1,000円
 備考:定員100名(要予約:0467-89-3788 エコライフゆたか)
 主催:自然食品店エコライフゆたか・虹色DELIにじまる


秋冬野菜とコンパニオンプランツ(第367回)

2015年08月23日 | EM

 秋冬野菜の代表はダイコン、ブロッコリー、ハクサイと言ったところでしょうか。ほとんどの収穫が11月頃からですから、種撒きは8月中旬以降となります。
 残暑厳しい折、乾燥には充分に注意を払わねばなりません。また、一部日照不足による病害虫発生も気になる時期ですから、窒素肥料の量にも気を使って育てなくてはなりません。

 特にブロッコリーにはモンシロチョウの卵や幼虫による食害が常に報告されていますので、不織布やネットでカバーするのも良いでしょう。

 畑が近く毎日の世話が出来るような環境であれば、EM発酵セラC入りのEM活性液の500~100倍希釈液を毎日散布して防虫をするのも良い。この際には展着剤としてEM石鹸等を少し混ぜると効果が持続するのでお勧めです。市販の展着剤は化学的な薬剤でないものを選んで使いましょう。

 さて、本題のコンパニオンプランツですが、ダイコン(シュンギク、ニンジン)、ブロッコリー(シュンギク、ニンジン)、ハクサイ(エンバク、レタス)となりますが、この時期に定植するイチゴにはニンニク、タマネギには来春にソラマメ、キュウリを添えれば良いでしょう。

 無肥料・無農薬の自然のままに育てる自然農法を体験しませんか。その為にも土壌微生物を最大限に活かすEM(有用微生物群)を正しく効率的に使えるよう勉強して下さい。

 当EMクラブ「GX湘南」は、美味しい野菜造り指導をしています。


第17回EM勉強会

2015年08月16日 | EM

 第17回EM勉強会では、今年2回目となるEMボカシ作成(約120kg)の実技を行っていただきました。
 EMクラブ「GX湘南」では、EMボカシやEM活性液を定期的に作成する実技をしていますが、毎回、多くの方々の参加をいただき盛況です。

 今回も新規入会の4名を加えた18名の方々がEMボカシ作りに挑戦し、それぞれに約6kgの成果物を持ち帰っていただきました。持ち帰ったEMボカシは嫌気環境下で約2か月間掛けて、発酵熟成させた上で使用します。
 従って10月中旬には出来上がります。出来上がったEMボカシは少し茶色を帯びていて発酵匂(良い匂い)がします。
 この出来上がったEMボカシは畝にすき込んで使いましょう。そして約1か月掛けて土壌中の環境整備をさせなくてはなりませんので、早くても11月中旬になってしまいます。

 今年の秋野菜には間に合いませんので、来年の春野菜に使う事となります。

 農家さんは年間歳時記を作り、その通りに行動して立派な野菜や果物を育てています。思い付き耕作では良いもの、美味しいものは出来ません。

 春野菜は3~5月に定植したり、種まきを行いますので、それより1か月前にEMボカシを土壌にすき込む必要があります。お勧めは3月中旬にEMボカシをすき込み、4月中旬以降に定植や種まきをする事です。こうすれば遅霜の心配もありませんし、気温地温の上昇もあって成長は順調に行くと思います。


樹木再生を兼ねてEM活性液を散布する(第365回)

2015年08月09日 | EM

 これまで何度となく微生物が生物の健全度(健康)を決めると言って来ましたが、これは樹木や植物にも言えます。微生物(特に善玉菌)が住めないような環境では、健全な暮らしは不可能。
 野菜栽培ではEMと言う有用微生物と十分な水分補給があれば、収量や品質(美味しさ)を充分に確保できると実感された方が多い筈です。これまで使っていた動物由来の肥料(鶏ふんや牛ふん、等)を止めて、EMによるボカシや活性液使用だけで見違える程の成果が出る事に驚いたと思います。
 さて、今回はこれらの成果をJR寒川駅周辺樹木の再生に応用する事にしました。このところの渇水状態を解消する為に、まずは十分な水やりをし、その上でEM活性液を希釈せずに幹周辺に2L散布します。この散布は週1回で10月末までの13回行いますので、都合26L/本が地中の細根に働きかけ、結果として樹勢回復を行います。
 これと並行して、土壌に空気(酸素)と水分を受託に供給できる様、土壌改良も手掛けるのですが、暑さ対策と人手確保が頭痛の種。
涼しい時を見計らって実施するようにしたい。


放射能とEM(第364回)

2015年08月02日 | EM

 戦前70年、広島及び長崎の原子爆弾による放射能被害は、今尚人々に深刻で忘れ得ぬ傷跡を残しています。広島・長崎で40万人以上の人々が亡くなり、今でも被爆の後遺症で亡くなる方がいます。
 そして、2011年3月には忘れる事は出来ない東日本大震災で、東京電力福島第一原子力発電所の原子炉4台が破壊されて2度目となる被曝となりました。100トン以上のウランやプルトニュームが地中深く沈み、地下で再臨界を繰り返して多くの有害核種を水蒸気に混じって放出しているそうです。
 毎日、5000人以上の人々が福島第一原子力発電所の被爆環境の中で事故処理をしていますが、放射能は減少する事無く増加の一途です。
 そんな中、ベラルーシ共和国国立科学アカデミーの放射線生物学研究所のニキティン博士は、放射能を減少させる実に興味深い実験結果を発表したのです。詳細はこちら

その内容は、
*******************************************************************************************
我々の研究から、EM(有用微生物)は
1)Cs137の垂直方向への移動速度を速めます。
2)土壌表層からのセシウムの除去を促進します。
3)土壌の放射線量を低減し、外部被ばく線量を低下させます。
 また、実験の結果より、未知のメカニズムによって、Cs汚染の低減化の可能性が示唆されました。したがって、EM技術は、原発事故から放出された放射性Csによる外部被ばくから保護するための有効な手段であると考えます。
*******************************************************************************************
 この研究所は放射線の人に対する影響を軽減する研究をするために、チェルノブイリ原発事故後に設立されました。放射線研究では世界で最も注目されている研究機関の発表は、物理学の常識を根底から覆すかも知れません。
 それは20世紀初頭に物理学の常識とされたアインシュタインの相対性理論とボーアの量子論の対立のようなものかも知れません。その後、量子論の産物と言われる半導体、その半導体を使って作られているコンピュータが世界に溢れ、人々は知らずに量子論を受け入れてきた歴史があります。
 EMと放射能問題も行き着くところは同じで、便利で実績のある方に軍配が上がると見ますが・・・