EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

酵素と加齢(Blog419)

2016年08月28日 | EM

 酵素は自分自身で作り出すもので、大きく分けて代謝酵素と消化酵素の2つからなっている。
 消化酵素は読んで字の如く、消化に関係するものを言うが、代謝酵素は成長や運動、臓器の動き、病気対処に大きな力を発揮する。

 酵素量は加齢と共に減少し、シニアは成長盛り期に比べ20%以下と言われています。
 つまり、この限られた酵素をどのように使うかのプランを持っていなくてはならないと言う事でもあります。

 暴飲暴食は消化酵素の増大を引起し、必然的に代謝酵素は減少。結果、病気に対する備えが希薄になり意図しない病を発症させてしまう。

 加齢と共に体重が減少する傾向にありますが、消化酵素を削減させながら、代謝酵素を身体の維持管理に使う為のプランを各自の脳が行っているとも言える。
 
 毎日の生活で常に発生する脅威の中に、「活性酸素」があるが、この活性酸素に対峙するシステムそのものが酵素でもある事を、忘れてはならない。

 酵素は生卵に代表される良質なタンパク質、野菜のビタミン等の補酵素が加わった段階で、パワーは最大になる事も知っておこう。
 卵生産農家が減少していて、なかなか良質な生卵は手に入らない現状、可能な限り1個30円以上の新鮮な物を選んで欲しいと思います。
 1日1個で良いのです。1か月1000円にもなりません。これで健康に近づけるなら安いものです。

決めて実行するのは貴方です。そして、新鮮野菜を豊富に取りましょう。
 
 EMたっぷりの自然土壌で育った野菜がベスト。当然ですよね。


発酵に最適シーズン(Blog418)

2016年08月21日 | EM

 真夏は昼夜の平均気温は、25℃以上ともなりEM活性液やEMボカシの作成には絶好のシーズンになっています。この時期に今秋や来春に使うEM資材を整えて置く事が重要です。
 また、秋になると脱穀で出て来るモミ殻の確保も、今の内に農家さんとネゴして置くと良いと思います。
 このモミ殻は土壌中のC/N比(炭素/窒素)を上昇させたり、団粒構造にする効果があり、このモミ殻を焼成したモミ殻燻炭は、更に効果的な土壌改良資材となります。
 少し、高価なのが玉に傷ですが・・・。

 動物性肥料を土壌に入れる方がいますが、このような土壌のC/N比は大概10前後で、ほとんどが窒素過多でろくな野菜は作れません。
 
 つまり、肥料不足と勘違いして、更に多くの動物性肥料を投入する為、土壌環境は改善されず、何時まで経ってもうまく行きません。

 野菜はいつも肥料を欲しがっていると思う「常識」は、実は大きな「非常識」なんです。

 メンバーさんからEMボカシを入れているビニール袋内に白い塊があるとの相談を受けるが、そのまま使用するようアドバイス。
 しかし、ビニールの密閉状態に関係するのは間違いないところ。
 EMボカシ用のビニール袋は少し厚手のものを使い、雨風の流入を防ぐ密閉容器に入れて発酵させるのが慣わし。
 良いボカシは発酵臭を伴った綺麗な茶色をしており、見ただけでも良否が分かる。

 是非、発酵環境を考えて優れたEMボカシを作って下さい。


老人性色素班・・・これって「シミ」のことなんですが・・・(Blog417)

2016年08月14日 | EM

 左手甲に出来た直径8mmの円形老人性色素班(シミ)に、EMクリームを塗り始めて約2月が経過した。
 全く見えなくなると期待していたが、そうはならなかった。
 とは、言っても8割方は薄くなった状態で推移しているので、効果は「出ている」のは間違いないので、しばし続けるようにしたい。

 このシミの原因は紫外線で、紫外線によって細胞内にメラニン色素が出来て黒く見える。メラニンは紫外線で出来ますが、同時にメラニン色素は紫外線から細胞を守る働きを持ちます。
 日差しの強い地域で暮らす人々の肌が黒いのは、このメラニン色素であり、生きる為の必要不可欠な自己防御システムでもあったのです。

 さて、皮膚細胞は約1か月で新しいものと変わります。
 ほとんどのシミは1か月で取れる筈にも関わらず、「取れないで薄くなっている」のは、皮膚細胞下部組織にメラニン色素が残っている為、つまり、皮膚細胞再生力劣化がもたらすものと思える。
 であるならば、続けて見る事が全てを解決する事だろう。「百里を行く者は九十を半ばとす」の諺もあり、これからも規則正しくEMクリームを使い続けたい。


「EMの日」(Blog416)

2016年08月07日 | EM

 EMの日は毎年海の日と同じ日。EM愛好家は常日頃からEM活性液等を多用していますが、このEMの日に限って言えば、周囲の自然環境の保全や回復を図る目的で、河川や池、湖、田畑にEM活性液やEM団子を撒く事となります。
 毎年、とてつもない量になりますが、7月に使用した全てのEMの総量をUネット(地球環境共生ネットワーク)がまとめています。昨年実績はEM団子で約50万個、EM活性液は約720トンにもなるそうです。
 私達EMクラブ「GX湘南」でも、毎年、少しでも自然環境の保全に役立てようと参加をしています。
 今年は昨年の倍以上にもなりそうですが、努力の割には目に見えて環境は良くなりませんね。
 以前、比嘉照夫教授は笑いながら、自然環境の回復には、自然をダメにして来たのと同じ年月が掛かるのだ、と話されていた事を思い出します。
 高度成長期に破壊された自然環境は、思わぬ姿に変えて、私達に襲い掛かって来ています。
 食文化の変化の影響も計り知れない。放射線の影響にも鈍感になっています。
 
 きっと来ますよ。あの時にやっておけば良かったと後悔する時期が・・・・・。
 EM愛好家はEMによる防御機能強化を図っていますので、比べようもない幸運に恵まれています。この幸運を共有する目的でEMクラブ「GX湘南」を立ち上げた7年前が懐かしい。メンバーも100名近くまで膨張した今、常に文化に貢献社会に奉仕の精神を持って益々盛んに活動しています。
 尊い事です。感謝。