EMに関する比嘉先生直伝のお話を紹介しています。EMへの理解度を上げ、各用途で効果的な成果を上げれる様ご活用下さい。
(Q)E Mをきのこ栽培に活用するには① きのこ栽培にEM を活用すると、菌同士がバッティングし、うまくいかないのではないかと考えますが、きのこ菌とEMの相性は、どうなのでしょう。② 菌床づくりにオガ粉と栄養体を混ぜてぼかしたものを使えばよいと聞きましたが、有効な作り方を教えてください。
(A)①EMを構成する乳酸菌・酵母・光合成細菌など微生物は微細なバクテリアです。きのこ菌は、これに比べれば巨大な大木です、大きさや効能も全く違いますので、バティング、競合することはありませんし、EMは、きのこ菌に良い効果を与えます。②オガ粉の主成分はセルロースです。EMはセルロースをデンプンや糖に変えますので、きのこの栄養分になります。きのこの菌床を有効的に作るには、新しい菌床にEM活性液を入れ古い菌床を混ぜます。こうすると、古い菌床を廃棄しないですみますし、発酵期間も少なくてすみます。また、シイタケ栽培で使用するホダ木に5000倍のスーパーセラC を加えた1000倍のEM活性液を水がわりに使用しますと、10年間は収穫できます。