良い活性液とはどう言うものでしょうか?
良い活性液又は米のとぎ汁発酵液を2リットル・ペットボトルで作るには、EM1型と糖質、水の割合を守り調合することと、温度20℃以上の発酵環境を整え、発酵に伴って出て来るガス(炭酸ガス)を1日1回程度キャップを緩めて抜くこと、にあります。こうすれば夏場で4~5日、冬場で10~14日程度で出来上がりますが、結果的にリトマス試験紙でペーハー3.5以下を確認出来れば完璧です。不幸にして3.5以下にならない場合は、少し糖質を加え攪拌して2~3日発酵させた上で再度ペーハー測定をして下さい。それでもペーハーが下がらない場合や、腐った臭いがするようでしたら失敗ですからトイレ等に流して下さい。一般的に夏場で数日ガス抜きをしなかった場合を除き、失敗することは考えられません。この3.5以下に拘る理由は、主力菌種である光合成細菌の保護と活動を活発化させるに不可欠なことにあります。実は有能な光合成細菌は、雑菌に弱く、ペーハー4以上の雑菌繁殖可能領域下での活動は制限されるからです。ペーハーが下がる、と言うことは酸性になって行くことと同じですが、酵母菌や乳酸菌が代謝した結果であり、下がらないのは代謝が少ない事ですから、餌となる砂糖が少なかったことが疑われる訳です。