EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

EM Q&A(38):ヘドロ浄化について(比嘉先生直伝)

2012年01月27日 | EM

EMに関する比嘉先生直伝のお話を紹介しています。EMへの理解度を上げ、各用途で効果的な成果を上げれる様ご活用下さい。


(Q)神社の池に雑排水が入り、ヘドロが堆積しています。これを浄化しようとEMダンゴを1万個投入しました。その結果、水が茶色に変わってきました。好転反応だと思いますが、市民にどのように説明したらよいでしょうか。

(A)ヘドロなど有機物が分解される過程で現れる現象として、初めは、水が黒から茶色に変わります。次に、ヘドロが底から剥がれ、水中や水面に浮遊してきます。この段階で、臭いは消えてきます。また、この浮遊物はEMで発酵分解されエサに変わります。これは、底で大雨のために何層にもなっていたヘドロが徐々にはがれていく現象で、剥がれきるまでは時間がかかります。これが剥がれきると、臭いが完全に消えて、生物が住める環境に変わってきて、魚や水鳥が増え生態系が豊かに、水が浄化されていることになります。市民の方に説明するには、今言った浄化の過程を説明するのと、池の茶色の水をガラスのコップに入れます。すると、茶色の汚れが底に沈降し、水が澄んで来ますので、その過程や結果を見せると、納得します。