EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

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会員との質疑応答(5):活性液または米のとぎ汁発酵液の使用方法とは(家庭菜園及び農業に使用する場合)

2012年03月14日 | EM

昨日に引続き、活性液または米のとぎ汁発酵液の使用方法について・・・

家庭菜園及び農業に使用する場合
1)EMボカシ肥料
 米糠(15kg)、有機資材(魚粉6kg)、活性液又は米のとぎ汁発酵液(40cc)、糖蜜(40g)、EMセラC(40g)、水(5リットル)を用意します。まず、活性液に糖蜜を加え、よく攪拌した上で水を混ぜ合わせ(攪拌液)ておきます。米糠、有機資材、EMセラCを混ぜて均一にした上に、先に用意して置いた攪拌液を少しづつ加えながら練って行きます。サラサラしていた糠が攪拌液を吸ってボソボソして来ますが、両手でギュッと握ると形は出来るが、少しの力で壊れてしまう程度に仕上がる筈です。こうして出来上がったものをビニール袋に小分けし、空気が入らないように絞めてから、プラスティック容器等に入れ約1カ月間発酵(熟成)させれば出来上がり。使用方法は土壌作りに使用しますが、1㎡約1kg程度を土に混ぜ、再び2~4週間土に馴染ませれば完成です。この状態で1年間は追肥は不要です。しかも連作障害を起こす自家中毒物質(アミグダリン)はEMによって分解されるので、ジャガイモや豆類の連作への注意はなくなります。私の体験ではソラマメの連作には少し多めのEMボカシを入れ、じっくりと期間を取って土壌フォーメーションを整えた方が良いようです。

2)モグラ忌避&害虫対策
 出来上がった活性液又は米のとぎ汁発酵液を500ccペットボトルに移し、最後にEMセラCを小さじ1杯を入れ、攪拌しキャップを閉めて出来上がりです。上半部を地上に出し、下半分を地中にした状態で設置すれば、モグラと野鳥、この状態で2~3年は持ちます。

3)追加的な土壌改良と水やり
 活性液又は米のとぎ汁発酵液の50~100倍希釈液を、水やりの代わりに使えば一石二鳥の効果が期待でいます。

4)葉面散布
 害虫防除や葉面代謝を上げる効果があり、500~1000倍希釈液で使用。