EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

第18回EM勉強会は盛況の内に終了(第372回)

2015年09月27日 | EM

 9/19(土)午後1時から開催された第18回EM勉強会は、連休中にも関わらず盛況でした。
 自然農法(無農薬、無肥料)が見直され、慣行農法での家庭菜園をしてきた方々が、今年初めて自然農法を試した結果、頗る好成績を収める事が出来た自信の表れでもある。
 EMクラブ「GX湘南」の勧めるEM自然農法は、無農薬であり化学肥料も使わない。使うのは米糠を発酵堆肥化した「ボカシ」と、EM1型を糖蜜や自然塩、EMセラミックスを入れて発酵活性化した「EM活性液」だけ。
 この「ボカシ」1kg/㎡を施用すれば、連作しても「ボカシ」の追加は一切必要ない。
 喜ばれているのは、土壌に入れるのは、自然由来の物ばかりで、太陽光の有効活用を図りながら、炭酸同化作用でブドウ糖を、窒素同化作用でタンパク質を固定できるので、収穫する野菜の味も従前に比べ、格段に甘くて美味しいものとなる、と言うところ。
 化学肥料や鶏ふん、牛糞に慣れ切ってしまった現在の農法こそ「慣行農法」と言うが、多用した土壌下部では肥毒層が増加し、土の表面から20cm程に存在する様になる。そうなったら何が起こるか。言うなれば「痩せた土地」になる。植物の根はこの肥毒層には近寄れないので、根張りが充分に出来ない。結果は散々な状態になる。
 


自然治癒力(自己免疫力)の向上が健康を決める(第371回)

2015年09月20日 | EM

 去る9月6日(日)に茅ヶ崎市で脳神経外科の田中 佳博士の医療セミナーがありました。会場ではメンバーの方6名とお会いしましたが、健康を考える方々が地元の人々に混じって、都内や静岡からも参加しておりました。
 健康であればこそ何でも出来るのですが、健康を維持できるかどうか、向上できるかは、体内で作られる酵素の量とビタミンや抗酸化物質等の補酵素で決まるそうです。酵素と補酵素が充分にあり、余裕があればこその「自然治癒力」でもあります。
 この構図は今年4/19に寒川で行われた住みよい町・さむかわにする会・主催の「第2回新春特別文化フォーラム」でも、脳神経外科医の杉本一朗先生が力説されていましたので、その通りだと頷く人も多いと思います。
 思い出してもらいたいのは、酵素の生産は加齢と共に減少してしまうと言う事、です。また、酵素が減る事で体内に「錆び」が蓄積し「歳」をとると言う説もあります。
 若々しく見える、肌が綺麗だったり瑞々しかったり、病気や怪我をして早く治る、等は酵素や補酵素に余力がある証拠です。成長盛りの子供達は酵素や補酵素が充分にあり、ほとんどを「成長」に使いますが、シニア層は「消化や代謝」に使って切っていると言って過言ではないでしょう。
 特に消化酵素の必要量は食生活に深く関係し、一般的に肉料理や甘い物を多食する人は、消化酵素が不足し、代謝や病気対応に向けていた酵素を急遽消化酵素用に向ける為に、代謝や病気対応が手薄になる傾向があると言います。
 従ってシニアは食生活をビタミン豊富で、しかも消化酵素の必要量が少なくて済む野菜中心に変えるべきでしょう。余裕のできた酵素を病気等の不測の事態に対処できる様、普段から心掛けましょう。
 腸内活性を上げる事(乳酸菌等の発酵食品の摂取)も重要です。ゆとりのある生活を送る為にも、適度の運動や睡眠を心掛けましょう。


ドキュメンタリー映画「蘇生」上映情報(第370回)

2015年09月13日 | EM

 福島の悲劇、それは津波だけではありません。放射能被害です。放射能被害は広島や長崎を始め、世界の至る所で知る事が出来ますが、原子力発電所による災害に限れば、チェルノブイリ(ソ連)、スリーマイル島(米国)、福島(日本)の3つが深刻な被害を出しています。

 放射線は生命現象の全ての情報を持つと言われるDNA(情報物質)を破壊し、人体に深刻な影響をもたらすことで知られています。
 それは、30年前に発生したチェルノブイリ原発後に発生した数々の現地レポートにも示されています。このような状況下で、ベラルーシ国立科学アカデミー・放射線生物学研究所・所長のナフモフ博士とニキチン博士は、長年の研究で微生物が放射線を分解し、無毒化する事を突き止めたが、論理的な説明が出来ずにいる。

 EMX-Goldを飲んだ子供達の体内からは放射線が限りなくゼロに近い状態となったと、ボディーカウンターは示しているが何故なのか。土壌中のセシウムがEM1散布で減少した事実も科学的に説明出来ていない。

 「数値が下がるという現象が認められても、メカニズムが証明できないと科学者は言及できない」のは、いつもの事だが、福島は待っていられない。行政も科学者と同じで、論理的な裏付けを重要視するから、目先で起こっている悲劇に目を背けている。

 そんな折、福島での微生物ドキュメンタリー映画「蘇生」が、茅ヶ崎市役所主催で茅ヶ崎市役所本庁舎7階大会議室で上映されると言う。
何と言う事だ。言葉にならない。
 先着60名が無料で鑑賞できる。是非、出掛けて観ては如何でしょうか。この映画は全国の映画館でや自主上映で鑑賞出来ますが、入場料が1500円前後ですから、今回の茅ヶ崎市のイベントは値打ちです。
 開催日は平成27年9月20日(日)で、午前11時から上映(10時30分開場)


第18回EM勉強会(第369回)

2015年09月06日 | EM

第18回勉強会のお知らせ

◆日 時:9月19日(土)、午後1時~3時
◆内 容:コンパニオンプランツの勧め/第3回EMボカシ作成
◆場 所:寒川シルバー人材センター談話室
◆費 用:資料代200円(会員無料)
◆主 催:EMクラブ「GX湘南」

コンパニオンプランツとは(木嶋利男氏)
 一緒に栽培すると互いの成長に、良い影響を与える植物の組み合わせで、病虫害を予防し農薬や化成肥料の使用を抑える。野菜づくりに活用され実の付きが良くなったり、土が改良されたり、という大きな利点がある。

アレロパシー(他感作用):植物は自分の一族を反映させる為、その他の生物の活動を促進または抑制する物質を放出。

寄主特異性:害虫や病原菌が好む植物ばかりを栽培すると、病害虫が喜んで集まってくるため被害が大きくなる。しかし、その中に、病害虫が嫌う植物を混ぜ込むと、病害虫の集まりが悪くなることがある。

極相(クライマックス):ある土地に生える植物群が、何度も種類を変えながら移ろい行き、最終的にその土地に最も適合した安定的な状態に到達する事を「極相」という

根圏微生物:性質の異なる二種類以上の植物を同じ土で栽培すると、根から分泌される物質や、根圏微生物の種類が異なるため、土中で特定の微生物だけが増減する、ということがなくなる。微生物の多様性が保たれれば、植えられている植物の生育が良くなったり、病虫害が減ったりする。

バンカープランツ(天敵温存植物):害虫には、必ず天敵が存在する。この天敵に、好適な住み家や十分な餌を提供する植物を「バンカープランツ」という。例:彼岸花とモグラ