EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

EM Q&A(13)(比嘉先生直伝):E Mを活用するバイオマス事業について

2011年12月31日 | EM

EMに関する比嘉先生直伝のお話を紹介しています。EMへの理解度を上げ、各用途で効果的な成果を上げれる様ご活用下さい。


(Q)① バイオマス事業を推進するうえで、効果の具体的な検証方法は。② 効果を最大限にあげるにはどのような方法がありますか。

(A)①桃など果実の抗酸化レベルを指標にするのも一つです。抗酸化ビタミンであるビタミンCは還元型と酸化型があります。EMによるビタミンCは90%が還元型ですが、化学肥料によるビタミンCは90%が酸化型です。ですから、EM栽培の果実は、日持ちがぜんぜん違います、つまり保存日数が長いのです。これは糖度変化も少ないことになりますので、いつまでも美味しいのです。また、木から果実が落下するのも遅くなります。これは出荷には好都合です。② EM3 号(光合成細菌が主体)を多用すると、土壌中のEM 密度があがります。一般家庭から回収する生ごみを堆肥化する際、発生する液肥も直接、畑に使いますと手間も省け栽培効率もあがります。また、北海道三笠市で実施しているように、生ごみ堆肥を破砕し乾燥させてEM 処理すれば、家畜のエサになります。果樹園の中で地鶏などを放し飼いすれば、雑草もエサになりフンも有機堆肥になりますし、卵や鶏肉も得られます。


EM Q&A(12)(比嘉先生直伝):果樹でのEM活用について

2011年12月30日 | EM

EMに関する比嘉先生直伝のお話を紹介しています。EMへの理解度を上げ、各用途で効果的な成果を上げれる様ご活用下さい。

果樹でのEM活用について
(Q)
① 桃やぶどうの病原菌をEMで防ぐ方法。② EMの密度が上がったことが、現象として分かる方法。③木にボカシをまく効果的な方法。④ 桃とブドウを栽培していて、マルチングに木材チップを10アールあたり5トン敷いていますが、EM を使って土壌改良する方法を教えてください。

(A)①基本的にEMを使用する場合、農薬の使用方法と同じと考えないでください。EMは土の中に如何にしてEMの密度を高めるかが成功の秘訣です。幹へのEM の塗布ができない時は、成木1 本につきスーパーセラ(発酵)C を5kg、一年間で5 回に分けるなどして根元に注入します。EM 活性液と混ぜて処理する場合は、EM活性液を水で10 倍程度に薄め、セラミックスを溶かし注入します。また、活性液の10~50倍液を定期的に散布します。カイガラムシ・ダニ・アブラムシなど害虫の防除効果が高まり、木が丈夫になりますので、病害虫が発生しにくくなります。撒いているのに病害虫がまだ、発生するようであれば、まだEMの密度が足らないのです。② EM中の光合成細菌が活発になり土が盛り上がりますと、密度があがった証拠です。③ 基本的には木の状況に応じてボカシや活性液を使います。木が疲れていると思ったら、活性液を回復するまで何回も使います。ボカシにして使う方法と米ぬかに直接活性液をまく方法の比較ですが、活性液は水肥料でもありますので、即効性は勝ります。


EM Q&A(11)(比嘉先生直伝):合併浄化槽からの排水浄化について

2011年12月29日 | EM

EMに関する比嘉先生直伝のお話を紹介しています。EMへの理解度を上げ、各用途で効果的な成果を上げれる様ご活用下さい。

合併浄化槽からの排水浄化について
(Q)
合併浄化槽から排水に含まれる大腸菌を環境基準以下にするには、どの程度EM活性液を投入すればよいのでしょうか。1ヶ月に80〜100リットルの二次活性液を投入していますが、排水口に白い固まりの異物が溜まっています。これを取り除くにはどうしたらよいのでしょうか。

(A)排水の大腸菌をEMで浄化する場合、ある時期、大腸菌が増える時があります。今まで汚染物質の中に隠れていた大腸菌が汚物の分解によって出てくるものです。これは一時的なものですので、引き続きEMを投入し続ければ環境基準(1000個以下/100ml)以下になります。川などの浄化を早めるにはEMの密度を上げることが大事ですから、もっと大量に、もっと簡単な方法で投入したほうが、より効果的です。水100リットルにつき1リットルのEM活性液、1~2リットルの米ぬか、100CCの糖蜜を混ぜ1週間から10日培養して保存せず、すぐ投入します。これを繰り返しますと大腸菌は基準以下になります。2週間以上培養すると、かえって雑菌が増えて効果が薄れます。白い固まりの大半は油類です。レストランなどの浄化槽ですと、これが野球ボール大になることがあります。 基本的にはEMの密度が上がっていないから発生するものです。白い異物に直接ぼかしをまき、活性液をもっと多く投入すれば異物は分解され、消えて無くなります。


EM Q&A(10)(比嘉先生直伝):EMクリーニングについて

2011年12月28日 | EM

EMに関する比嘉先生直伝のお話を紹介しています。EMへの理解度を上げ、各用途で効果的な成果を上げれる様ご活用下さい。

EMクリーニングについて
(Q)
EMでクリーニングすると、水は真っ黒に汚れるのに洗われる物は真っ白になりますが、静電気の影響が無くなると聞いていますが、どのような理由からですか。

(A)汚れには2つの原因があります。1つは洗濯物に電気が帯びているので、イオン化と言いますが、汚れを付着させてしまうことです。2つ目として汚れは酸化物ですので洗濯物にこびりついてしまうことです。EMは非イオン化、つまり電気を取りますので汚れを洗濯物からはがします。また、もう一つの汚れである酸化を抗酸化作用で分解します。ですから洗濯物は真っ白になり水は真っ黒に汚れても、洗濯物にはくすみなど薄汚れも付かない、つまり再汚染がないのです。


EM Q&A(9)(比嘉先生直伝):赤土で硬い畑を柔らかく肥沃な畑にする方法について

2011年12月27日 | EM

EMに関する比嘉先生直伝のお話を紹介しています。EMへの理解度を上げ、各用途で効果的な成果を上げれる様ご活用下さい。

(Q)
硬い赤土の畑に堆肥の他にEM活性液やぼかしを入れると良いと聞いていますが、早く良い作土にする簡単な方法は。

(A)インスタント活性液や青草液肥が簡単で経費が少なくて済む方法です。インスタント活性液の作り方は、ドラム缶でも使わなくなった風呂桶でも使用して100リットルの水に対して1リットルのEM活性液、30グラムのスーパーセラCと米ぬか2リットルを投入してよくかき混ぜます。時期にもよりますが1~2週間位で活性液ができます。これに雑草や野菜くずなどを加えれば青草液肥ができます。活性液や液肥を畑に撒き、なくなったら水とEM活性液を追加すれば、次々にできます。2~3週間で底に溜まった雑草などが堆肥やマルチとして使えるようにもなります。悪臭が出たら、EM活性液を追加投入すれば消えます。このようにして出来た活性液や液肥を1週間ごとに畑に撒いていきます。これを繰り返せば早く良い作土が出来上がります。