EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

EM Q&A(11)(比嘉先生直伝):合併浄化槽からの排水浄化について

2011年12月29日 | EM

EMに関する比嘉先生直伝のお話を紹介しています。EMへの理解度を上げ、各用途で効果的な成果を上げれる様ご活用下さい。

合併浄化槽からの排水浄化について
(Q)
合併浄化槽から排水に含まれる大腸菌を環境基準以下にするには、どの程度EM活性液を投入すればよいのでしょうか。1ヶ月に80〜100リットルの二次活性液を投入していますが、排水口に白い固まりの異物が溜まっています。これを取り除くにはどうしたらよいのでしょうか。

(A)排水の大腸菌をEMで浄化する場合、ある時期、大腸菌が増える時があります。今まで汚染物質の中に隠れていた大腸菌が汚物の分解によって出てくるものです。これは一時的なものですので、引き続きEMを投入し続ければ環境基準(1000個以下/100ml)以下になります。川などの浄化を早めるにはEMの密度を上げることが大事ですから、もっと大量に、もっと簡単な方法で投入したほうが、より効果的です。水100リットルにつき1リットルのEM活性液、1~2リットルの米ぬか、100CCの糖蜜を混ぜ1週間から10日培養して保存せず、すぐ投入します。これを繰り返しますと大腸菌は基準以下になります。2週間以上培養すると、かえって雑菌が増えて効果が薄れます。白い固まりの大半は油類です。レストランなどの浄化槽ですと、これが野球ボール大になることがあります。 基本的にはEMの密度が上がっていないから発生するものです。白い異物に直接ぼかしをまき、活性液をもっと多く投入すれば異物は分解され、消えて無くなります。