EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

ミネラル豊富なEM活性液(第380回)

2015年11月29日 | EM

 このところEM愛好家の間では、海水を使ったEM活性液の話題が多くなっている。海水にはミネラル分が多く含まれていて、このミネラルが植物の成長に好影響を与える。塩害もあってなかなかこのミネラルを有効に使う事は出来なかった模様だが、EMと言う有用微生物と共に使えば問題は発生しないと言う。
 東日本大震災時の津波で一面海水で覆われた水田で、EM活性液散布をした農家さんがいた。この農家さんは、驚く事に、これまで以上の収穫をあげる事が出来たと言う。何故だろうかと思っていたが、このミネラルを上手に活かした農法を確立した事だったのだ。
 EM研究機構では海水を使ってEM活性液を作る場合、雑菌の影響を受け難いので、必ずしも密閉状態にする事は無いとも言う。また、海水が手に入らない場合は、安価な精製塩を総量の3%程度(海水と同じ)を溶かし、ミネラル分として「農業用にがり」を少々入れると良いとも。
 この事を少しまとめて考えると、ミネラルは植物の成長にとっては重要だから、これまでの製法でEM活性液を作る際に「農業用にがり」を入れれば良いと言う事でもある。
 では、2LのペットボトルでEM活性液を作る際の分量は
 1)EM1型(又はEM活性液):40cc
 2)糖蜜:40cc
 3)スーパーセラC:小さじ1杯
 4)にがり:10cc(又は自然塩60g)
 5)水:1.9L
となる。人によっては、この他にEM3号(光合成細菌濃縮液)を使う場合がある。
 農業用にがりはネットで2Lで2000円程度(税、送料込み)と意外に高い。
 やはり、スーパーで販売されている1kgで200円程度の自然塩を使う方が手軽で確かな感じがする。
さ~、どちらにしますかね?


第20回EM勉強会(第379回)

2015年11月22日 | EM

 節目の第20回EM勉強会は、11/22が産業祭りとあって、いつもの談話室は使用できずに、会議室で開催されました。談話室には立派な調理機材が設置され、料理と共に試食も出来る仕様になっている。寒川町では珍しい施設でもある。水を使うような勉強会には最高の場所。しかも無料で使えます。
 さて、今回はりんご郎スペシャルの品評会を行う為に、それぞれに自慢の良品を持ち寄っていただいた。EM独特の味はリンゴで隠され、飲み心地は頗る良いのが特徴。これで健康に一歩近づけるのだから最高である。
 多くのメンバーに混じって、この日初めて参加する方がいたが、直ぐに溶け込んでEM健康法、EM生活法、EM農法について理解を深めたのは言うまでもない。
 事務方で作成したりんご郎スペシャル(2L)を皆で試飲。自分で作ったものと同じとの感触を得て、益々、健康EM生活に自信が持てるようになったと言う。
 12月は予定を変更して、再度のりんご郎スペシャル作成を行う事になりました。
 お間違いの無き様、また、多くの方々にお集まりいただけます様お待ちしております。


ノーベル賞学者・大村 智氏の研究(第378回)

2015年11月15日 | EM

 10月5日に今年のノーベル医学・生理学賞の受賞が北里大学特別栄誉教授の大村 智氏に決まった事は、微生物を研究する者として嬉しくなる。
 では、一体、大村 智氏はどのような研究内容でノーベル賞を受賞したのでしょうか。その答えは「微生物」。
 大村 智氏の研究内容は、土中微生物から寄生虫を駆除する有機化合物である「エバーメクチン」を発見、それを元に企業と合同で抗寄生虫薬「イベルメクチン」を開発した。
 当初は家畜用に使用されていたが、熱帯地方特有の病気で失明や視覚障害を引き起こす「オンコセルカ症」や皮膚などが肥大化して硬くなる「リンパ系フィラリア症(象皮病)」、ダニが原因の皮膚病「疥癬」などの特効薬として普及した。
 特にオンコセルカ症は「六大熱帯病」の一つで、1年で約1800万人が感染していた時期もある。しかし、WHOが大村 智氏らの開発した薬の無償配布を決定し、2025年ごろには撲滅されるという。
 イベルメクチンの服用により、感染の危機から救われる人は、年間約3億人にも上るそうです。
そんな大村 智氏の言葉
(1)科学者というのは、人のために仕事をしなければならない。
(2)人マネはダメ。
(3)絶えず失敗しないとダメ。成功した人は失敗の事は言わない。私もそうでしたが、成功の陰にはその何倍もの失敗がある。その事を忘れないで。
実に意味深いものがあります。

 有用微生物(EM)の開発者・比嘉照夫氏(琉球大学名誉教授)は、大村 智氏の医学賞決定を受けて
 「微生物は自然力の根元とつながっており、人類の抱えるすべての問題を解決する力を持っています。今回の受賞は、その先駆けであり、日本から、この門戸が開かれたことは、歴史の必然だと思います。これを機会に、より多くの人々が微生物の力に関心を深め、より多くの分野で微生物の究極の応用が進展することを期待しています」
とのメッセージを寄せています。


風邪のシーズン到来(第377回)

2015年11月08日 | EM

 この時期になると湿度や気温低下で身体の免疫力も低下傾向に陥る。反面、様々なウィルスにとっては大好きな環境になるのが、何とも厄介な事。ウィルスはそれ自身では繁殖が出来ないのだが、一旦弱まった細胞に取付くと、一気に繁殖する。
 であれば、細胞を強く鍛えていればウィルスの侵入を防げるのは自明の理。ではどうするか。月並みな言い方だが、普段より免疫力を高める生活をしている事に尽きる。
 身体を冷やさない。バランスの取れた食事。安眠・休息等ストレスを溜めない。これらは昔からの賢者の言葉。今でも生きている。
我々EM仲間はこれらに加え、抗酸化物質を定期的に飲用しているので、身体は丈夫に出来ている。だから、この時期に流行する風邪にも十分な防御機能を発揮し、医者要らず、薬要らずでの生活を送る事が出来ている。
 このところ仲間から喉が痛いとかいがらっぽいとかと聞く事があるが、こんな時には手っ取り早いEMX-Goldスプレーを喉や鼻にシュッと一吹き二吹きするよう勧める。直ぐに改善しない人もいるが、大抵は2~3回で直ってしまう。しかし、このような所作も定期的に行っていれば、効果倍増どころか三倍増にもなる。
 加齢と共に免疫力を担保する酵素パワーが減退して来るので、日頃より身体を冷やさない、バランスの取れた野菜中心の食事、ストレスを溜めない、代謝を上げる適度な運動等の習慣に加え、EMX-Goldのような抗酸化飲料の定期的な摂取をしておくのが良い。
 2週に渡って掲載した「りんご郎スペシャル」飲料は、EMX-Goldにも匹敵するような抗酸化飲料だから定期的に飲用したらどうか。但し、発酵に自信が無いのであれば、高抗酸化飲料のEMX-Goldを勧めるが・・・


りんご郎スペシャルの飲用開始(第376回)

2015年11月01日 | EM

 発酵熟成が終わったら、冷蔵庫で保管し易い2Lペットボトルに移し換えるのが良いでしょう。我家でもそうしています。ワイングラスに注いで、色や香りより出来映えを観察した後、僅かだが口に含み、ワインのテイスト同様に舌で味わう。
 納得の行く物であった。琥珀色で何とも上品な飲み物に映る。EM発酵に際して発生する抗酸化物質やEMX-Gold由来の高抗酸化物質による、体内環境整備効果に期待しながら、毎日30~50cc程飲む。
 量に幅があるのは、その日の気分次第で決める為。
 毎日、毎日規則正しい生活をするのが健康の秘訣で、腹八分目の食事効果と相まって、腸内環境は良化され健康体に近付くとされている。
 半分程飲んだ頃に、次の仕込みをするのが肝心。発酵熟成期間は10日から2週間は掛かるのですから。(これからの冬場は更に長く掛かる)
 飲み始めて誰でも気が付くのは、決まって「便通が良くなる」事。腸内環境が良化されている証拠。何と言っても、その排便の量にびっくりする事でしょう。そんなに食べていないのに、どうしてこんなに出るのか、と不思議に思う。
 便の半分以上は、還元状態の腸内細胞の死滅残渣であり、食物の消化残渣は極めて少ないそうです。