EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

原子転換(Blog432)

2016年11月27日 | EM

 原子転換とはある元素が他の元素に変わると言う事ですが、昔から実証されているそうです。しかし、ほとんどの人は知らない。
 身近な例として炭素が鉄に、水銀が金に変わるのだそうです。
 
中世の錬金術を彷彿とさせますが、詰まる所、何らかの方法で「金(Gold)」を手に入れる方法でもあります。
 金の生成方法には「核融合」によるもの、「核分裂」によるものがあり、現在ではコストを無視すれば、後者の「核分裂」による金の生成は完結している。
 難しい言葉ながら、放射性同位体としての金の生成は可能と言うことでもあります。

 物質はある条件下で別の物質に変化する(できる)事は、容易に想像できる。水は温度が下がれば氷になるし、高温になれば気体に変化する。
 
流体は固体にも気体にもなれる。
 この変化の源は熱。
 熱エネルギーによって変化するのです。

 これと同じ事が生物でも起こっている。
 生体内原子転換と言う現象ですが、草食動物が如何にしてタンパク質(臓器や筋肉の元)や、カルシウム(骨の元)を得ているのかは、謎でしたが原子転換によって説明できる。

 原子転換には「熱エネルギー」が不可欠ですが、酸素が機能していると言います。
 微生物も触媒的な働きで寄与しているのではないでしょうか。

 なかなか説明は難しいのですが、興味のある方は久司道夫著の「原子転換というヒント」をお勧めします。


EM玉ねぎ(Blog431)

2016年11月20日 | EM

 天候不順で玉ねぎ苗の入手が出来ませんでしたが、ここに来てどうやら潤沢に市中に出回って来ました。
30cm以上の立派な苗50本で300円(消費税込み)。
これをEM効果検証圃場の一角に植え付けました。
元々EMボカシやEM活性液を入れて調整済の圃場に定植するのですから、これからの成長には何の心配もなく、再度、定期的な成長記録を付ける事になります。
 この圃場ではEMボカシ以外の肥料は使わず、自然農法に徹した作法を徹しています。窒素補充は自然の降雨だけ。これで充分なのです。

 玉ねぎは冬の間は気温低下故に地上部よりも地下の根張り優先となり、目立った変化は見えないのですが、春先から目に見えて変化が表れて来ます。春の雨時には、決まってEM活性液(10倍希釈液)を満遍なく散布します。
 この際、雨量によっては希釈せずに散布しても問題ありません。

会員の皆さんからもEM活性液を散布した玉ねぎには、甘さがあり、食べて美味しく、知人にも喜ばれているとの便りが頻繁に来ます。

こんな情報を共有し、共に新鮮野菜を作ったり、毎月のEM勉強会で健康寿命向上を図るのがEMクラブ「GX湘南」です。

 年明けとともに会員募集を行います。寒川町や近隣市町村にお住まいで、野菜作りや健康増進に興味のある方の参加を歓迎します。


EMによるもち米作り(Blog430)

2016年11月13日 | EM

 昨年に続き、今年もEM自然農法(無肥料・無農薬)による「もち米」作りをした結果、昨年同様に玄米レベルで300kg以上の収穫が出来ました。約240坪(8畝)で5俵は、見事です。
 しかも、美味しいと評判です。産業まつりで販売(1kg500円)するのですが、直ぐに売り切れてしまいそうです。
 今回はアオコ対策にEM燻炭団子を300個投入した為に、除草作業はほとんど皆無で、随分と楽な稲作体験となりました。
 また、EMセラミックを増強したEM活性液を投入したり、随時葉面散布(噴霧)したりして、成長促進を図ったのが効奏した事は言うまでもないところ。
 周囲の農家さんからもEM効果を再認識する発言が聴かれる。
 昨年の微生物研究家の大村 智氏のノーベル賞効果もあり、EMに対する偏見は少しづつ和らいでいる。

 家庭菜園を楽しむシニアもEMボカシやEM活性液を多用し、素晴らしい作柄を得ている事からも、EMクラブ「GX湘南」の役割は見直されるに違いない。
 来年も新規会員さんを募集します。
年会費1000円で健康的な野菜作りができますし、多くの仲間との情報交換や親睦などを通じ、健康人生を引寄せる工夫をしませんか。


大村 智氏の「自然が答えを持っている」(Blog429)

2016年11月06日 | EM

 大村 智氏は2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞者であり、薬学博士、理学博士でもあります。先週に引続き大村 智氏のEMに対する見識を自身の著書である「自然が答えを持っている」から一部を紹介します。
(引用開始)
 化学肥料や農薬に頼る農業は、土壌を疲弊させ、田んぼに埋められた藁は容易に土壌化しない。EM技術とは、そのような土壌をEMによって改良する事で食料を増産させる技術であり、また、もともと痩せている土地を改善することも可能だという。
 我々が子供の頃は、このEM技術の原形とも言うべき堆肥作りを手伝った。山から木の葉を掻き集め、藁を集めて下肥を撒き、微生物を繁殖させ(発酵させ)て作ったものだ。
 これを利用すれば、土壌を絶えず生きた形で使うことができる。この原理を応用し、いわば堆肥作りを効果的に行うために役立つ微生物を選び混ぜたものがEMである。
 化学肥料を作る仁は膨大なエネルギーを必要とする。その事は巡りめぐって環境破壊の元凶にもなる。微生物は適当な培地をもって増殖させる事が出来る。そして、この栽地(養分)のほとんどが農業生産物か、その廃物である。
 一農学者によって、化学肥料を使う以前の農業の中にあった人類の知恵が歴史から抜け出し、再び役立とうとしているのである。
(引用終わり)
 何という見識だろうか。我々EMによる自然農法を行う者にとって、当然の内容と思いながらも溜飲のさがる思いである。
 自信を持ってEMの有効性と正しい使い方を広めていこうと思う。
お勧めの書籍(1,400円+tax)です。