EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

鎌倉芸術館で「蘇生」上映会(第393回)

2016年02月28日 | EM

 映画「蘇生」は微生物による蘇生を描いた、ロングランを続ける映画で、この度、鎌倉芸術館で上映される事が決まりました。地球誕生は今から46億年前。生物はそれから8億年後。紫外線や有害な物質が多く、生物は海の中で誕生したとの説が有力で、最初は単細胞生物、つまり微生物でもあったのです。
 微生物の歴史が地球の歴史なのです。シアノバクテリアは光合成を使って、水を分解して酸素を出す微生物で、この働きで段々と酸素量が蓄積し、酸素分圧20%の現在に至っています。約35億年に渡る、微生物達の大事業で、今尚続いています。
 こんな微生物について「蘇生」の監督である白鳥 哲氏は率直に語ります。
 私たち人間は、決して人間だけでは生きて行けません。動物や植物、空気、水・・・。全ては命の「恩送り」で繋がっている。その事を無視して突き進む事は、自滅を意味する。何故なら、「いのち」のバトンは、受け取るだけれなく、与える事で成り立っているから。後から続く子孫たちの為にも、全ての生命が共存できる地球にしていきたい・・・。

 、まだ、ご覧になっていない方にはお勧めの映画です。また、EM開発者の比嘉照夫琉球大学名誉教授の講演もあります。


EM燻炭団子作成と耕地の肥毒層対策(第392回)

2016年02月21日 | EM

 第23回EM勉強会では、春野菜栽培の準備を兼ねて、土壌深く敷設して、肥毒層の緩和をする「EM燻炭団子」を作る事となりました。肥毒層は空気の入らない固く冷たい土壌の層で、単粒構造をしています。水も浸透しない肥料過多の層でもあります。
 このような層では植物の根は生きて行けません。
 問題は長年の化学肥料多用で、この肥毒層が地表に近付いて来ている事です。見た目は同じ土のように見えても、月とスッポン程に違いがあるのです。植物の成長は団粒構造の土壌でしか望めませんので、この肥毒層を取り除く事です。しかし、大変な作業ですから、これまで諦めていたのです。
 今回のEM燻炭団子による肥毒層除去は、実に簡単です。出来上がったEM燻炭団子を1m間隔で深さ30cmに埋設すれば、後は微生物が肥毒層分解をしてくれるのです。時間の問題です。
 写真は勉強会で自身の体験談を発表する会員さん達。いつも和気藹々です。

 


「善循環の輪」(第391回)

2016年02月14日 | EM

 「善循環の輪」には全国のEM愛好団体及び個人が加盟し、主にEMに関する情報を共有化している。日本国内では約1300団体、約430個人、推定約30万人がEMによる環境浄化、家庭菜園、健康造り等を手掛けている。
 全て、自発的な活動であり、それぞれに目標を掲げ、社会貢献するシステムは、坂村真民さんのポエム「あとから来る者のために」に符号する。

 見返りを求めないEMによるボランティア活動は、EMクラブ「GX湘南」も同じであり、直接の経済活動とは一線を画するものの、いずれは経済にも波及する良い循環(善循環)をもたらす。

 先週取り上げた福島県では、約200団体が「善循環の輪」に加盟し、日夜、放射能汚染浄化に取組む。正に、「あとから来る者のために」である。

 EMクラブ「GX湘南」も常に彼らをサポートする。一緒に活動しませんか。


EMによる放射能除去(第390回)

2016年02月07日 | EM

 昨年末にEM研究機構より注目すべきデータが発表された。旧知の奥本研究部長によるものだが、徹底的に外部からの影響因子を取除いての実験結果は、これまで何度も発表されてきた内容と同一のものだった。
 EMは放射能を除去する「力」を持っているのだ。今回は誰もが認める環境下での成果でもある。

 田村市都路町のコズモファームでは、国による除染を辞退し、家やその周囲の植栽、農園にEMを継続的に散布することによる線量低下を試みました。
このグラフは、コズモファームと近隣の住宅地、神社、山林の除染前と除染後の空間線量の変化を示したものです。このデータは環境省のモニタリング調査結果から転載したもの。
 コズモファームでは、国による除染を行った他の場所よりも低いレベルとなっていました。

更に下の図2枚からは、
1)EM処理区では無処理区と比較して、土壌中のセシウム134とセシウム137が有意に減少。
2)セシウム134とセシウム137の減少率はEMの添加濃度に比例して増加。
3)土壌にEMを施用することにより放射性Csが何らかのメカニズムにより減少。
 
する事がはっきりと判断出来る。