EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

EM Q&A(50):ダイオキシン汚染土壌へのEM投入について (比嘉先生直伝)

2012年02月29日 | EM

EMに関する比嘉先生直伝のお話を紹介しています。EMへの理解度を上げ、各用途で効果的な成果を上げれる様ご活用下さい。

(Q)ダイオキシン汚染土壌へのEM投入について
① 活性液の散布は、連続して散布するのと期間を開けるのとどちらが良いですか。また季節は関係ありますか。
② 活性液はpH3.5 と強酸性ですが、他の生物に影響を及ぼさないのでしょうか。
③ 他の有害物質にも低減化効果があるのでしょうか。
④ 二次活性液の有効期限を教えて下さい。

(A)
① EM は蛍光性放線菌を活性化させ、土壌中の生態系を多様化することでダイオキシンを低減化させるので、連続でも期間を空けても散布する絶対量が多いほど効果的です。ダイオキシンは地下水位に左右されますので、降雨量の多い季節は増えてしまいます。
② EM に含まれる酸性物質は、クエン酸と同様に分解すると炭酸ガスと水とアルカリ物質が残ります。使用前のEM は酸性ですが、成分が分解された後は弱アルカリに変わります。レモンはpH2.5 と強い酸性ですが、食後体内でアルカリ化するのと同じ理由です。
③ EM が保有する抗酸化作用と非イオン化作用で有害物質の化学反応が抑制される、重金属イオンが固定化される、といった効果があります。
④ 2 週間を目安にすれば間違いないですが、密封状態で保管していれば3 ヶ月は持ちます。ただし、一度開封したら早めに使い切ってしまいます。

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光合成細菌の持つ力を出すにはEM活性液が不可欠

2012年02月28日 | EM

 昨年12月に光合成細菌について話をしました。再び「結界」効果を補足する為にアップします。
 光合成細菌は農業や水質浄化に有効に作用しますが、難点は単独では十分な働きは期待薄なこと。そこで登場するのがEMの酵母菌と乳酸菌。酵母菌などの微生物は有機物をエサ(基質)として分解しますが、同時に有機酸やアミノ酸をを生成し、これらが光合成細菌のエサになって光合成細菌の働きを強める様に仕向けます。乳酸菌も同様に糖類などをエサ(基質)にして乳酸を造り出します。乳酸には強い浄菌力があり、この働きでも光合成細菌の活動をより強いものにすることが出来ます。EMは光合成細菌の持っている力を発揮させる為に、酵母菌と乳酸菌との共生関係を造り出しています。しかも腐敗菌の増殖出来ない環境、つまりペーハー(pH)3.5以下の酸性下での複合培養方式での共生関係です。そんな訳で、光合成細菌による「結界」を長期間に渡って維持させるにはEM1を活性化した「EM活性液」が不可欠なんですね。
 ご質問にあった”500ccペットボトルに水とEMセラCを入れて「結界」効果を期待する”ことは、極めて短期間ならば可能だと思いますが、EM活性液環境下(2~3年持続可能)と同じ効果は無理ですね。
 おさらいですが、光合成作用とは植物が日中太陽のエネルギーを利用して行う作用の事で、水を酸素と水素に分解し、水素が炭酸ガスを還元して糖の合成に使われると同時に、酸素は空気中に放出されると言うものです。しかし、光合成細菌の光合成は植物のそれとは異にします。つまり、太陽エネルギーを利用するのは同じながら、必要不可欠な水素は硫化水素やメタン、アンモニア等の還元物質から切り離して使うところが大きく異なることです。硫化水素やメタンなどは河川の汚染と関係するもので、そのような汚染物質を根こそぎ分解してしまうので究極の浄化細菌と言えます。そして更に、還元物質から切り離した物質を自分のエネルギーの源にすると同時に、炭水化物、アミノ酸、蛋白質、抗酸化物質などの多様な物質も造り出しているのです。

 


地方自治体の判断は間違っている?

2012年02月27日 | EM

 間もなく1年を迎える東日本大地震によるガレキの処理を、全国の自治体にあるゴミ焼却場で処理しようとしていますが、住民の反対で暗礁に乗り上げている。どう言う事かと言うと、安全だと言われるガレキの「定義」と「測定」が信用出来ない、と言っているのです。反対する人は放射能汚染されているガレキを燃せば、煙と一緒に放射能も周辺に飛散するし、地下水に浸透し飲料水を汚染するので認められないと主張。都道府県の首長は汚染は無いし、皆で平等に汗をかこうと言う。そもそも、原発事故の初動(真実公表、対策)が間違っていたのです。日本国民は世界で初めて放射能被害を受けた国民で、戦後60年以上も過ぎた今でも広島や長崎等で原爆病との壮絶な戦いは続けられています。ですから、放射能はとっても怖いのです。そんな国民感情を無視した戦後生まれの議員や官僚、企業が机上の戯言で決めて行った結果、そこには「信頼」は封印され、「不信」だけが残って現在に至っています。「信頼」を得るには急がないことです。「急がば回れ」、「真実を正面で捉える」ことが大切。放射能「除染」が出来るのはEM以外にはありません。比嘉先生や関係の方々の意見を取り入れるべき。チェルノブイリ事故とEMで除染した実績を認めることが不可欠です。業界団体を代表するような政府、責任を取らない行政なんて、い・ら・な・い。業界が取組んでいるのは、もっぱら「移染」のことばかり。セシュウムを固定し、何処かに持って行って埋めるなんてことばかりだ。この国はどうかしている!セシュウムの次はストロンチュームが問題になるのは必定だ。

関連サイト:
http://www.em-seikatsu.co.jp/example/detail.php?id=37
http://www.em-seikatsu.co.jp/example/detail.php?id=36


ジャガイモ栽培の注意点

2012年02月26日 | EM

 我々の家庭菜園の基本は有機肥料しか使わない事、EM密度を上げて美味しい野菜を作る事、無農薬である事、にあります。こうした野菜作りに6年以上が経過した今、今年もジャガイモ作りが開始されました。昨年まではメークインでしたが、今年はキタアカリに変えます。理由は何となく美味しそうに思える程度の「気まぐれ」です。種芋の総量は3kg。美味しいジャガイモ作りは、
1)作付場所の準備とEM密度向上
2)種芋の準備と植付
3)芽欠き
4)収穫
の各ステップを確実に進めることが重要となります。順を追って説明します。
1)は種芋を3月下旬に植付るので、2月下旬に行います。肥料はEMボカシと完熟鶏糞。EMボカシは事前に作っておいたものを2kg/㎡、完熟鶏糞は1kg/㎡を土と混ぜ合わせた後、防草シート等で覆って、約1カ月間寝かします。こうする事により、土の中がEMだらけになり、最適な土壌が完成します。
2)では種芋を適当な大きさに裁断し、切断面にはEMセラCを塗った上で、切り口を下にして植えます。深さは10cm、間隔は20~30cmで良いでしょう。
3)では植付から1カ月も経過する頃には、いくつもの芽が出て来て混雑しますので、主芽の2~3本を残して余分な芽は土際でカットします。この時期に追肥をする人がいますが、私の場合は全くしません。必要に応じて成長した茎周りに土寄せをすることがありますが・・・。
4)収穫時期は花も終わり、葉や茎が枯れ始めた頃に行います。重さにして種芋の10倍~15倍の収穫量があれば成功です。

  

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こんな感じです。EMセラC入り活性液完成

2012年02月25日 | EM

 事前に2リットルペットボトルでEM活性液を作成していましたが、約2週間経過して発酵が一段落したところで、500ccペットボトルに小分けしました。その上でEMセラCを小さじ1杯を入れ、攪拌して出来上がり、です。これでモグラの侵入防止やモンシロチョウ、テントウムシ等の昆虫や野鳥の飛来防止効果がある、とは比嘉教授。毎年悩まされて来たと多くの方々から相談されていたので、ほっと一息です。ご近所の畑でも採用するそうですから、効果測定は折に振れてアップして行きます。

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