EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

シントロピー蘇生の法則(第397回)

2016年03月27日 | EM

 シントロピーの法則(蘇生の法則)は、エントロピーの法則(崩壊の法則)の対極にある法則で、EM開発者の比嘉照夫教授の考案した理論でもある。

 40億年以上も前の地球は、メタン、アンモニア、硫化水素が充満していて、エントロピーの極限状態にあったと言われている。
 しかし、その後になってこれらの有害物質を活用する微生物が現われてから、地球は浄化されて、高等生物誕生へと導かれる事となる。全てに微生物は関与し、至る所にその足跡を残している。
 石油や天然ガスに代表される化石燃料は、微生物が産生したものである事は、意外に知られていない。
 エントロピーの法則(崩壊の法則)は、何も自然界の事だけではなく、人が健康を害するような状態とも符合する。つまるところ、「崩壊」とは「安定」した状態が、「酸化」と言う「不安定」な状態になる事。そして、この酸化を促進させているのも微生物なのである。
 崩壊させるのも微生物だが、蘇生させるのも微生物で、それぞれを悪玉菌、善玉菌と言い替えると分かり易い。

善玉菌を増やせば良いのである。その為には何をすれば良いのかは、これまでの本ブログを見ていれば、自ずと分かますよね。

 


ウィルス対策はこれで万全(第396回)

2016年03月20日 | EM

 有用微生物(EM)の抗ウイルス作用の活用は、植物に始まり、家畜や水産分野で広く実用化、鳥インフルエンザ、一般的なインフルエンザ、口蹄疫の感染拡大防止、免疫力の強化などに多方面で顕著な効果を上げている、言う。
 そのメカニズムは昨年の日本ウイルス学会で紹介された。対象となったウイルスは単純ヘルペスウイルス(HSV)であるが、ウイルスが異なっても効果は同じである。
 今年になって検証されたインフルエンザウイルスについては、日本ウイルス学会(第62回)で発表。
 専門的になるが、EMの作用でウイルス感染に不可欠なエンベロープ蛋白質M2、HA構造が変性するためであり、この原理は多くのウイルスに当てはまるといっても過言ではない。

 EMにはウィルスを不活化する力がある、と言う事に尽きる。

 インフルエンザの季節は過ぎた今、毎年、形を変えて繰り返されるのも事実であり、EM生活をしている人々にとって、本発表は、インフルエンザ対策に対する明確な根拠を与えるものだ。
 加湿器に500倍に希釈した活性液を活用すると万全である。

 このところ花粉症で悩んでいる方を多く見かける。
 昨日、行われた第24回EM勉強会の事例発表会で、目の痒み対策にEMX-Goldの10倍希釈液を目に散布する方法が発表された。
 散布すればすぐに痒みは取れると力説されていたが、これは、花粉で傷付いた(酸化された)角膜の治癒に因って起こるものだと推察している。

このようにEMには無限の可能性がありそうだ。人間の身体には細胞以上に微生物が住みついていて、共生関係が成り立っている。この共生関係のバランスが崩れた時に、自然治癒力の減退をもたらし、悩ましい病気の症状が現れる事となる。

良好な共生関係を続ける為には、普段の生活を充実(副交感神経優位)させ、暴飲暴食を控え、無肥料無農薬栽培野菜を中心にした食生活が何より大切です。


第23回EM勉強会のお知らせ(第395回)

2016年03月13日 | EM

第24回勉強会のお知らせ

  ◆日 時:3月19日(土)、午後1時~3時
  ◆内 容:海水EM活性液を作る
  ◆場 所:寒川シルバー人材センター談話室
  ◆費 用:資料代200円(会員無料)
  ◆主 催:EMクラブ「GX湘南」
  ◆備 考:2Lペットボトル(1本)持参下さい

 海水で作るEM活性液
 塩分濃度の高い海水中では雑菌が繁殖しにくいため、EMの有用微生物を優占して培養できます。そのため安定的に品質の良いEM活性液を作ることができます。また、海水を使えば、培養時にフタを完全に閉めていなくても(密閉できない状況でも)培養可能です。
  EMの有用微生物と海水の微量ミネラルを同時に農地に供給することで、土壌を豊かにし、さらに元気な作物を育てることができます。


微生物による原子転換(比嘉教授のDND投稿記事より)

2016年03月06日 | EM

 EM開発者の比嘉照夫琉球大学名誉教授がDND(DigitalNewDeal)誌で、2回にわたって「EMが放射能を消すという不都合な真実」について述べているが、微生物が原子転換を行っているということは1960年代には明らかとなっており、生体内で原子転換が発酵微生物によってなされていることを証明したルイ・ケルブランと小牧久時博士は、1975年にノーベル医学・生理学賞の正式候補としてノミネートされたのである。

 詳しくは、ケルブランの著書「生体による原子転換」や「自然の中の原子転換」に述べられているが、その原理の応用は、人類の未来に夢を抱かせるものとして期待されたのである。錬金術の復活とか、物質の創造が可能となり、資源問題はすべて解決し得るとか、様々な挑戦が始まったのであるが、常温超伝導と同じように、その道は、はるか彼方という状態のまま失速してしまったのである。

 実用化のままならぬ状況が続いている間に、いつの間にやら、常温での原子転換はエセ科学とかトンデモ科学のレッテルが貼られ、本気で取り組む人がいなくなったのである。とは言え、実用化を目指した過程では、間違いなく原子転換は起っており、また、ある種の触媒と重水素の活用で、常温核融合に成功した事例もあり、再現性も極めて高く、詳しく調べるとエセとかトンデモなどではなく、人類の未来をひらく可能性を持っている。 EMを散布すると、放射性セシウムが消える、または、放射性元素を植物が吸収しなくなるという事実は、1997年までに明らかになった事であるが、その実力を加速したのが福島の原発事故による放射能汚染対策である。

 ケルブランの著書「自然の中の原子転換」の中には、かなりの箇所に微生物が原子転換に関わっていることが述べられている。主として、嫌気性や発酵微生物であるが、この件は既述の小牧博士によっても証明されているのである。
 この本を調べると、そのような作用を持つ微生物の種類と密度が高まれば、自然の中の原子転換が自在になり得るという未来がある。特にNaClに関する可能性は、海水が肥料になることを示唆しており、現在進行中のEMによる塩類障害対策や塩類の肥料化は、すでに実用技術として広がり始めている。

 詳しくはこちらからどうぞ。