EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

What's New(2012/5/26)

2012年05月26日 | EM

EM3 を活用した活性液の強化について(比嘉先生の解説、です)
Q)EM 活性液の強化という意味合いでEM3 の添加を推奨しておられますが、この点について詳しく教えてください。

A)EM1 の配合量の半分から同量のEM3 を添加することで、活性液中の光合成細菌のはたらきが強化されますので、放
射能対策においては特に有効です。
 他には果実の糖度やビタミン含量を上げたい(果実の充実度の向上)時や、植物の病害虫対策を行うときにも有効です
が、日常的な活用においては贅沢な内容でもあるので、掃除などの生活利用や花壇の管理、環境浄化などにおいては、
これまで通りの活性液で十分です。
 また、EM3 を添加していない活性液も強い日光に当て続けると、活性液の色が橙色から濃い赤い色を帯びるようになり、
光合成細菌が活性化します。
 なお、光合成細菌単独での培養は、pH や雑菌のコントロールが非常に難しいので、上記のように活性液の製造過程で
光合成細菌が活性化するような手法を取ってください。



What's New(2012/5/25)

2012年05月25日 | EM

畑の作物は順調に育っている事でしょう。家庭菜園ではキュウリやミニトマト、スイカ、カボチャに人気があります。しかし、上手な人の育て方には大きな特徴がありますので紹介します。

スイカ・カボチャの場合
 キュウリ同様に水を切らさないで”多めに”あげることに尽きます。肥大成長をする苗が一人前の大きさになると、自然に花が咲き受粉し結実するようになります。プロ農家さんは”摘心”して、高品質なものを育てますが、スイカやカボチャは自分の体力に合せ自分で”摘心”するので自然に任せれば良いと思います。つまり結実しても体力不足と感じれば、その実の成長ホルモンを遮断し落果させることが出来るのです。実に興味深いものがあります。樹木でケヤキと言う落葉高木がありますが、枝が混み合って来ると成長ホルモンを遮断し、”枯枝”にさせ風の助けで落枝させるのに似ています。
 果実は葉の光合成による糖分の蓄積物ですから、葉には十分な日光と水分が供給され、敷き藁等で呼吸作用が順調に進むようにすれば1株で20個の収穫は可能です。
 尚、収穫時期は結実後45日前後ですから、記録して置くと良いでしょう。”色”や”音”で判断する方法もありますが・・・


What's New(2012/5/24)

2012年05月24日 | EM

畑の作物は順調に育っている事でしょう。家庭菜園ではキュウリやミニトマト、スイカ、カボチャに人気があります。しかし、上手な人の育て方には大きな特徴がありますので紹介します。

キュウリの場合
 水を切らさないで”多めに”あげること、に尽きます。キュウリは”葉”が大きく、多く展開します。夏の太陽光を浴びて盛んに”光合成作用”を繰り返し、実を太らせます。夜は”呼吸作用”も半端ではありません。このどちらの作用にも水は重要な役目があり、不足は収穫に効いて来ますし、最悪、枯死してしまうこともあります。
 毎年、限界突破に挑戦しているファーマーがいます。1株で100本以上の収穫も上記の鉄則を守るだけでも可能となります。

ミニトマトの場合
 キュウリの場合と少々違いがあります。水のあげ過ぎは”ダメ”と言う事です。苗を植える際に”高植え”したと思いますが、乾燥には強く湿潤には弱い、と言う性質があるので注意です。アンデス地方の高地にルーツを持つトマトですから、水が少量でも育つのですね。でも、心配になりますよね。そこでお勧めはコマメに様子見をして、葉が下を向いて(萎れて)来たら多めに水遣りをする、と言う繰り返しです。
 育てる人の”規則正しい生活”が、収穫に反映します。

そんな訳で”思い付き農法”では、大きな成果は残せません。スイカ、カボチャは次回に。


What's New(2012/5/23)

2012年05月23日 | EM

病害虫の多い畑は窒素成分過剰が主原因ですから、適度にビニール等で覆いながら水分調整すると良いでしょう。特にEMボカシ肥料を使用する場合は、土と混ぜてからは土壌フォーメーションを整える目的を兼て、1か月程度はビニールを被せて寝かすことが一石二鳥効果が期待出来ます。
 それと、種蒔き後にはネット等をかけること、EM希釈液を土(50~100倍希釈液)にかけたり、葉面散布(1000倍希釈液)をすればより効果的です。
 ブロッコリーやカリフラワー等の秋野菜の育苗土には、この点に注意して下さい。


What's New(2012/5/19)

2012年05月19日 | EM

EMオーガアグリシステムによる農産物への放射性セシウム移行抑制効果を実証(福島県農林水産部)
福島県の公募による「農用地土壌中に含まれる放射性セシウムの作物への吸収を低減させる技術を選抜する」事業において、マクタアメニティ株式会社が提案申請、試験用資材を提供し、福島県農林水産部農業振興課が行った比較試験においてEMオーガアグリシステム標準堆肥使用による栽培結果が、化学肥料区(無処理区)の1/8以下、放射能の作物への移行抑制が実証されているカリ肥料を強化したカリ区より1/3以下に移行係数が低下しており、放射性セシウムの作物に対する影響を抑制する効果が顕著に現れた
 EMによる抑制効果は、ベラルーシ国立科学アカデミーがEM研究機構と行った研究でも報告されており、日本国内でも公的機関が成果を明らかにした。
 「日本農業新聞」(5/18)にも取り上げられ、現地では大きな話題になっています。被災汚染地の農産物生産に道筋をつける今回の成果は、中央行政府も重い腰を上げざるを得まい。EMは安全・安心・低コストの自然資材として見直される事でしょう。