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EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

EM活性液の作り方と使い方

2013年01月01日 | EM

EM活性液作りのレシピをご紹介します。参考にして下さい。
 尚、単位は"cc"で、2L又は4Lペットボトルを利用して発酵させます。
EM活性液には原液のEM1型の微生物に糖蜜を入れて発酵して作る”1次活性液”と、この”1次活性液”から発酵して作る”2次活性液”があります。もちろん、”2次活性液”から”3次活性液”を作ることも出来ますが、発酵条件を整えないと雑菌が繁殖してしまいますので、お勧めしません。専門機関が”7次活性液”まで試したとの報告がありますが、実験室でのお話です。
 私達は”2次活性液”までとしましょう。
EM1型(原液)の1Lは下記の条件通りに発酵させれば、千倍の1000L以上に培養できる事となります。尚、生産コストや環境負荷を軽減する為にも米のとぎ汁の使用をお勧めします。米のとぎ汁は米をといだ際に出る白濁水はもとより、米糠を木綿袋に入れ、水の中で揉み出したものでも代用できます。

 

使用する水

EM1

1次活性液

糖蜜

水道水

米のとぎ汁

1次活性液

水道水

40

 

40

2000

 

米のとぎ汁

40

 

20

 

2000

2次活性液

水道水

 

40~80

40

2000

 

米のとぎ汁

 

40~80

20

 

2000

EM活性液の使い方ですが、これも下記の通りです。
自身で最良な活性液を作り、最も効果的な使い方を試して下さい。

用  途

希釈倍率

効     果

 畑や庭木

10倍

 根張り改善と糖度・収量アップ。

 葉の葉面散布

50倍

 害虫防除、光合成の助長

 春先の葉の葉面散布

1000倍

 害虫防除、成長促進

 消臭

10倍

 アンモニア臭の持続的除去

 靴や家庭雑貨に散布

10倍

 消臭、表面の活性化

 洗車

10倍

 非イオン化効果による“汚れ”除去

 熱帯魚の水槽

1000倍

 魚の糞が発酵分解され、アミノ酸になり魚の餌になり、水質汚染防止

 プール清掃

10000倍

 アオコや有害微生物繁殖防除で常に清潔さを維持。清掃も楽々可能。


謹賀新年

2013年01月01日 | EM

 EMクラブ「GX湘南」のメンバーの皆様、新年のご挨拶を申し上げます。旧年中は当クラブの活動にご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございました。今年も引続き宜しくお願い致します。
 
 311より間もなく2年が経過しようとしている中、6月に続き、12月に福島県のEM仲間達の活動状況を視察して参りましたが、仲間達の顔付が大きく変わったことに驚きと共に安堵感を覚えました。

何故か?

 EMを使った水田や畑の作物からの放射性セシウムの検出が1Bq/kg以下を示し、最新鋭超高精度ゲルマニューム半導体検査機(検出限界:1Bq/kg)を持ってしても放射性セシウムの存在を確認出来なかったのです。
 福島の各地から届く”吉報”は、農家さん達の”希望”と”闘志”に変わり、福島第一原子力発電所から20km以内の耕作不適合地を除く多くの農家が、政府無償支給のゼオライトやケイ酸カリウム、塩化カリウムに加え、大量のEM活性液やマクタアメニティ社の”EMオーガアグリシステム標準たい肥”を使用した耕作を開始するそうです。

 EMが放射性セシウムの植物への移行を阻止しているとか、無害化してバリウムに変えているとか、色々な考えがありますが、残念ながら現時点では科学的に裏付けられたものは無いのです。実証例から判断しているのは医学と同じです。
 しかし、原発事故先進国のベラルーシ(旧ソビエト連邦)での長年に渡る臨床実験で、EMが放射性セシウムを無害化や減少させるように働く事が分かって来ていたのが、”福島”では大いに役立つこととなりました。

 話は戻りますが、放射性セシウム1Bq/kg以下は事故前の国際基準値と同じであり、少なくても農産物の安全安心は確保されたことになります。
 そうは言っても、現地の空間線量を実測すると0.3~1μS前後を示すことより”被爆地”に変わりは無いのですが・・・。
 
 言い換えればあちらこちらからの”強い”放射性セシウムが、現地で暮らす人々(細胞)に悪影響を与えているが、福島産作物を食べても”内部被爆”の心配は無さそうだ、と言う事になります。
 
 激減していた都内からの”新米”の大量受注見込みを見極めた時に初めて、被災地農家の本格的な復興が始まるのでしょう。

この調子で頑張って欲しい!


EMボカシの作り方と使い方

2013年01月01日 | EM

EMボカシは米糠に籾殻や燻炭等を混ぜてEM発酵/熟成させたもの。EM活性液の持つ”土壌改良”と”有機肥料”の両面で期待ができるもので、畑や果樹の肥料としては最高です。これだけで作物や樹木は十分に成長する事ができる優れもの。C/N比の改良も可能。

EMボカシを30kg作成してみましょう。用意するものは下記の通りです。
1)EM1又はEM活性液:200cc
2)米糠:15kg
3)籾殻:5kg
4)骨粉入り油粕:3kg
5)糖蜜:200cc
6)EMスーパーセラ発酵C(又はテラC):100g
7)自然塩:100g
8)燻炭:2L
9)水道水:5~6L
10)密閉できる蓋付バケツ:3~4個
11)ビニール袋(40L):10枚
12)新聞紙:数枚
13)輪ゴム:数本

作り方ですが、

1)風の無い日を選んで、ブルーシート上で米糠、籾殻、燻炭、骨粉入り油粕、EMスーパーセラ発酵C(又はテラC)を混ぜる。
2)水道水(塩素を飛ばす為に1昼夜留め置きしたもの)にEM1又はEM活性液と糖蜜と自然塩を混ぜ撹拌。
3)2)を1)に均一に混ぜる。
4)3~5kg毎にビニール袋に詰め、内部の空気を丁寧に除いた後、空気が入らないように輪ゴム等で結ぶ。
5)4)で出来上がったビニール袋を、密閉バケツ(市販品はEMバケツ又は生ごみバケツと言われているが、密閉できるものであれば何でもよい)に入れる。この際、密閉バケツ一杯になるようEMボカシの量を調整し、密閉バケツ内の空気が最小になるようにする事と、結露対策に新聞紙をEMボカシを入れたビニール袋と蓋の間に敷くのがコツ。

これで作業は全て終わりで、後は発酵・熟成させれば出来上がり、となります。

夏場で約1か月、冬場で3か月が発酵・熟成の期間ですが、条件の良い夏場に作成する事をお勧めします。
出来上がったEMボカシは密閉バケツに入れて置けば、1年以上経っても問題無く使う事が出来ます。

次に使い方ですが、
 
目安として1kg/㎡となりますが、EM活性液との併用が効果アップに繋がります。

発芽後に葉が展開し、20cm以上の背丈になったら、EM活性液の10~30倍液を根元に水遣りの代わりに撒いたり、500倍希釈液を葉面散布すれば、土壌活性と共に光合成が高まり美味しい野菜や果樹ができます。また、害虫防除効果も期待できますので、定期的に散布するようにします。

 


イベント情報

2013年01月01日 | EM

日時:平成27年5月16日、午後1時~3時
場所:寒川シルバー人材センター・談話室
内容:第14回EM勉強会(EMボカシを作る)・・・毎月第3土曜日が定例会です。
費用:資料・資材費として@200円(会員無料)
備考:材料は事務局で全て用意致しますが、発酵熟成する為の密閉容器(EMバケツ又は発泡スチロール)を1個持参下さい。


EMクラブ「GX湘南」入会のご案内

2013年01月01日 | EM

 EMクラブ「GX湘南」は、EM(有用微生物群:Effective Micro-Organisms)の活用体験や情報の共有化を図り、健康的で美味しい野菜作りを行う仲間たちの集いです。

 これまでに住環境改善や河川浄化、健康増進、家庭菜園などクラブ内外でのEM活動(体験や情報)に関し、情報の共有化を図って参りました。皆様のご参加を心より歓迎致します。

尚、年会費は個人会員1,000円(団体会員は受付けていません)。
登録申込書や会費は、毎月開催の「EM勉強会」に参加いただき申込をお願いします。
尚、「EM勉強会」は毎月第3土曜日午後1時から3時まで、寒川シルバー人材センターで開催中。
また、年会費は毎月開催の「EM勉強会」で使用するEM資材購入費や資料代等に使われます。

会員になりますと「EM勉強会」の参加資格と共に、随時発行される「WE USE EM(EM生活社)」、「善循環の輪(NPO地球環境・共生ネットワーク:Uネット)」を「EM勉強会」参加時に受取る事もできます。

入会を希望される方は、事務局までご連絡ください。
   電子メール:kochorans6130@jcom.zaq.ne.jp
   電話:080-3082-1057(杉山まで)