EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

EM活性液造り(3):出来上がった2次活性液を庭園で使って見る

2013年05月26日 | EM

 早速、庭の樹木達に使用して見ましょう。EM活性液は肥料とは違い、土壌改良に大きな効果をもたらす物。春の新芽はもうすっかり大人の新葉に変わり、色合いも濃い緑をして来ていますので、活性液の希釈度は10倍~50倍にして、葉の上からバケツでジャブジャブと散水。
 もう少し具体的に希釈度について言いますと、根の部分に散水するのであれば10倍、葉の部分であれば50倍となります。但し、春先の新芽時には1000倍とする事、これが鉄則です。
 このような散水は毎年2~3回繰り返して行いますが、葉や花の色艶、開花期間の長さ、害虫の有無で効果を実感できます。伝聞ながら落葉のタイミングが1か月程遅くなる、との話もあり随所にEMの持つ不思議な効果に興奮させられます。

 次は家庭菜園圃場で使用する番。キュウリやナス、インゲン等の根周りに10倍希釈で散水するのがコツ。水やりの代わりにEM散水するのがお勧め。EMを撒き過ぎて困る事は無いし、野菜の糖度が上がるのは実証済み。葉には50倍にして散水することは当然ですよね。
 何度も言いますが、自家中毒の元であるアミグダリンを分解できるのがEMだし、土造りの際にEM活性液と米ぬかや有機資材を混ぜて発酵させた”EMボカシ”を使えば、連作障害は防げる。完璧に・・・。
 リタイアした後で家庭菜園を始める人が多いが、連作障害に頭を悩ませているケースを目にする。そんな人にはお勧めの”EMボカシ”肥料。安全・安心・低価格の優れもの。試して見ませんか。


EM活性液造り(2):出来上がった2次活性液

2013年05月19日 | EM

 仕込みから4日目にペーハー計で測定したら、3.4になっていましたので”完成”のサインです。この間、毎日のようにキャップを弛めてガス(二酸化炭素)抜きをしたのは言うまでもありません。
 容器は発酵と共に大きく膨れてきますので、ガス抜きは不可欠です。出来上がったら早期に使うのがベストですが、更に1か月程強い日光に当てて定期的にガス抜きをしていると、容器内の液が赤味を帯びてきます。これは光合成細菌が増加している証拠でもあり、頼もしい”強化”EM二次活性液となります。
 容器内ペーハーも更に下がり、もはや腐敗菌などの繁殖することができない世界となりますので、中長期保存も可能になりますが、やはり、早期に使用する事がベストです。
 写真は膨張した容器とペーハー測定の様子。

 


EM活性液造り

2013年05月12日 | EM

 外気温も少しづつ高くなり、特別な培養装置無しでもEM活性液を手軽に作る事が出来る時期になりました。メンバー数名と共に約40Lを仕込む作業をしたのですが、皆さん手慣れた手付きで約30分で全て終了させる事が出来ました。
 材料はEM1次活性液(900cc)、糖蜜(500g)、米糠(100g)、水(40L)です。これに自然塩(30g)を加えれば言う事無しの2次活性液が出来ます。
 密閉した容器に入れ、ペーハーが3.5以下になるまで、毎日栓を緩めて炭酸ガスを抜く作業をします。夏場であれば3日もあれば完成ですが、この時期は1週間程かかりそうです。
 こうして出来上がった2次活性液は、約10倍に希釈し畑や庭に散布するようにしましょう。また、EMボカシを作る際にも使えますし、少し多めに作って完成後1か月以内に使い切るようにしています。
 尚、今回は1次活性液から2次活性液を作りましたので、EMはいつもの2倍使用しています。この1次活性液は約1年前の物ながら、しっかりと栓をして暗所で保管していたので充分に使えます。使えるかどうかは、”匂い”で判断します。
 腐敗しているような”臭い”がしたならば、そのままでは使えませんので、糖蜜を50g/L加え再発酵をさせ、ペーハーが3.5以下である事と、”匂い”を確認した上で使って下さい。
 写真(左)はEM1次活性液、写真(右)は糖蜜をぬるま湯で融かした容器、米糠を水道水で絞った容器、そしてこれから発酵させる12Lのポリ容器です。
 


EMは使えば使っただけ効果が出て来るもの

2013年05月05日 | EM

 EMは頭の固い人には理解できないようだ。科学的に裏付けが無いとか、説明出来ないとか、等、もっともらしい理由を付けて毛嫌いする。科学万能至上主義とでも言うのだろうが、こんな人に限って”困った時の神頼み”よろしく神社で科学的に証明できない神仏に頼ろうとする。正に「ダブルスタンダード」である。
 EMは使えば使っただけ効果が出るし、誰でも確認出来るのです。使った結果、ダメージを受けたと言う苦情は聞いた事が無い。今回はEMの良さを知り尽くした方の活動が記事になったので紹介致します。(記事:有明新報4/27付)