EMクラブ「GX湘南」のホームブログ

EMによる健康管理、有機栽培、住環境改善や河川浄化、等の体験を共有化しています。

EM活性液で台所排水口の詰りが取れた(第320回)

2014年09月28日 | EM

 会員(H氏)は第8回EM勉強会で、体験談として近所に住む友人宅の台所排水口にEM活性液を流したら、詰りが取れて喜ばれたとのお話がありました。子供の表現では「ゴボゴボ」と言って水が通り、普通に流れるようになり綺麗になったそうです。
 EMには油や有機物を分解する機能があり、排水口の詰り対策に利用できるのですが、詰まらないまでも排水パイプの内壁に付いた汚れ物を分解するように、毎日100cc程度EM活性液を流し続ければ良いのです。
 この他にシャツなどに付いた頑固な汚れ落とし、車の油垢除去、消臭、等にも使えますし、土壌改良、河川の水質改善やヘドロ除去、植物の葉面散布による病害虫対策、野菜や果物への散布で糖度アップ、もできる優れもの。
 身近な使用例としてお風呂に入れて使うと、身体の温まり具合が違うとのお話を良く聞くし、これから気温低下と共に話題になる風邪やインフルエンザ等の感染症対策にも使える。
 数年前に韓国や九州地方で猛威を振るった牛の口蹄疫では、普段からEMを使って牛舎の衛生管理していた畜産農家での発症は皆無だったそうです。不覚にも感染してしまった地域での細菌撲滅及び拡散防止にEMは大活躍しており、時の環境大臣(山田正彦氏)より感謝状が贈られたのは記憶に生々しく残る。
 私達は身体を構成する細胞の数より多い微生物と共生関係の上に生活しています。微生物には良い微生物(善玉菌)、悪い微生物(悪玉菌)、どちらか分からない微生物(日和見菌)がいます。EMは悪い微生物(悪玉菌)の増殖を抑え、日和見菌を良い微生物(善玉菌)の味方になるよう誘導しますので、微生物が多く住む腸内環境を改善し、快適な健康生活を保つのに役立つのです。


EMでトイレ洗浄・消臭の自動化

2014年09月21日 | EM

 会員(Y氏)はEM活性液をトイレ消臭に利用している、と言うので見せていただいた。しかも、自動的に適量水洗タンクに溜まり、用を済ませた後にEM活性液の混じった水で洗浄と消臭が図れる優れもの。EM活性液を適当な容器(液体出口が3mm以下)に入れ、水洗タンク上に逆さまに置いて使う。容器内圧の関係で落下速度は変わるが、気にならないそうだ。そして、洗浄効果、消臭効果も図れて一石二鳥と太鼓判を押す。原理的には一定の間隔でEM活性液が水洗タンク内に落下すれば良いのだから、サイフォンの原理を使ってもっと簡単に作れる可能性もありそうだ。その場合の材料は500ccペットボトルとビニールチューブ、調水バルブとなり、全てホームセンターで入手可能。課題は地震でペットボトルが転倒しない工夫か。


隠れたEMヒット商品(第318回)

2014年09月14日 | EM

 EM愛好家に取って隠れたヒット商品の一つにEMセラミックスを固めたEMプレートがある。痛いと感じる部位に密着させて置くだけで痛みが取れると言う不思議なもの。7cm程の楕円形をしたもので、少々重いのが難点と言う愛好家もいるが、不思議な効果からか使用を止めたという話は聞かない。商品説明書には「痛みが取れる」とは書かれていないが、愛好家の伝聞情報で拡散した経緯がある。
 ここに来て、軽いEMセラミックスパイプを使用したEMセラミックスリングに注目すべき効果が寄せられたのでご紹介する。
 EMセラミックス(中空パイプ様)とお洒落なビーズを組合わせ、ゴム糸に通して輪状に仕上げ、それを首や手首、腰回りに掛けて使うそうだ。これによって首や肩などの痛みはもとより、肩凝りにも効果があると言う。販売店ではファッショナブルなデザインに仕上げて販売しているが、効能書きには当然「痛みが取れる、とか軽減する」などの記載はない。価格は用途別で1000~2000円で販売している。
 早々に手元にあったパーツを組合せ、簡易型を自作して首に掛けて使って見た。肩凝りに悩んではいないので、直接的な効果は分からないものの、何となく首が軽くなった感じもするが・・・。写真は直径16cmの自作ネックレス(全体、細部)、EM生活社の商品(ネックレス、ブレスレッド)
   


EM再認識(第317回)

2014年09月07日 | EM

 「健康生活宣言Vol.23」の注目すべき特集記事は「有用微生物群によって蘇生する生物多様性の世界」。
EMと環境問題に関して、間違った少数意見者の行政への執拗な抗議に根負けした担当が出す結論に、「当面自粛」が多い。世界各地でのEM臨床例は、自然の生態系が回復した等の好報告が全てであるにも関わらず、である。
 少数意見を聞くのが民主主義だと思っているようだが、本来の民主主義は多数決が建前だ。それにも増して、何も知らない行政担当者に権限を与え、有頂天にさせている現行システムがおかしい。だから、任命された行政担当者は、不勉強を隠して好き勝手に振る舞っている。悪代官に成り下がっているのも知らずに、蛸壺内で世間知らずのお山の大将を決め込んでいる。
 さて、こんな不勉強者にも分かる解説書が、「健康生活宣言Vol.23」の特集「有用微生物群によって蘇生する生物多様性の世界」。是非、一読願いたいものだ。
 似非科学者は微生物の事を全て知っているかのように言うが、生体系の最下層に位置する微生物層は未知の世界と言って良い程知られていない。はっきりしているのは、微生物には人類に取って良(善)い微生物、悪い微生物、どちらにも属さない日和見的微生物がいる事だけ。微生物の種類数も分からない。通説では1000万種と見られているが、現在確認されているのは、全体の1%で10万種程度。その中で詳しく研究されて性格(善、悪、日和見)が分かっているのは6000種と激減する。
 EMはこの中から良(善)い微生物だけ約80種を集めたもの。良(善)い微生物とは言っても、それぞれに個性があり、協力関係を築かせる仕掛けがEMの神秘性だ。EMの主要菌はお馴染みの酵母菌、乳酸菌に加え、馴染みのない光合成細菌の3種類で90%以上をを占める。中でも光合成細菌は嫌気性菌(酸素大嫌い菌)で、酸素の無いヘドロの中でも活性を維持増長する事が出来、有害物質のメタン、アンモニア、硫化水素を分解しアミノ酸や糖類を作り出し、徐々に植物プランクトンを増加させつつ見事に生態系の回復をやり遂げる。
 EMの正しいメカニズムを理解する事は、失った自然を回復する近道だと再認識した次第。