グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

いっぱい歩いたロケハン1日目

2024年03月20日 | ツアー
一昨日〜昨日、とある番組(山登りの番組)のロケハンで、たっぷり歩きました。

二泊三日の期間中で、一昨日が一番天気がよさそうだったので、まずは定番の火口〜裏砂漠〜樹海のコースへ。

オオバヤシャブシの雄花が伸び始め、山全体が日に日に黄色く染まっていきます。

小枝を揺らしたら、盛大に花粉を飛ばしてくれました。

(花粉症の方ご注意を〜😅)

山から景色を見下ろすと、西側の空に雨が降っているのが見えました。

同じ位置から、北東の空を見ると青空なのに…

「雨雲が来ないといいなぁ〜」と思っているうちに、なんとアラレが降り始めました!(白い粒がアラレです)

天候が不安定なのはいつものことですが、心の準備をしていないと驚きますね(苦笑)

溶岩の洞窟を熱心に撮影するお客様の横で、私はアラレに心を奪われていました(笑)

そのほかとしては、お客様の「この角度から良いですね〜」という言葉に、見慣れたはずの火口の景色が、いつもよりさらに広大に見えたり


「女の人の顔に見える」と評されることの多い溶岩を、顔に見える部分だけ切り取ると、ますます顔っぽく見えることをお客様に教えてもらったり


太陽に照らされたニオイウツギの若葉が、葉脈まで透けて美しかったり


枯れ枝を掴んで(?)自慢げに掲げているように見えるサルトリイバラのツルと、ススキのコラボが、輝いて見えたり


島では貴重なサルトリイバラの茎の棘が、これまた夕日に照らされて輝いて見えたり

ロケハンでたどった火山の物語の合間に、小さな「!」がいっぱいでした😄

そして歩き終わりについに…ヒサカキの花が咲いているのを見つけました!

この日は歩き始めから、どことなくガス漏れのような匂いが漂ってきたので、「どこかでヒサカキが咲いているに違いない!」と思いつつ、ずっと探していたのです。
なので最後に花を見ることができて嬉しかったです😄

そして翌日もロケハンは続き、ガイドを始めて以来、最も長い距離を歩きました!
その時のことは、明後日のブログでまた!!

(かな)
コメント
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