グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

刻一刻と変化する景色

2020年02月02日 | ツアー
昨日も一昨日も、女性のお客様とマンツーマンで歩いてきました。

一昨日は、お誕生日記念ツアーにいらしたお客様と裏砂漠へ。
年に1度、誕生日は自分のために時間を使う日と決めて、一人旅をされているそうです😀

前日の強風が止んだので、眺めの良い櫛形山の稜線に出ることができました。

道中時々弱い雨に降られ、時々青空が顔を出す…という変化のあるお天気の中、空を見上げながら歩いていたら…

前方に虹色の雨雲が!

幅の広い淡い虹色がグレーの雨雲と重なって、普通の虹とは違う景色になっていました。

で、その不思議な虹色の雲に向かって歩きました。

Happy Birthday ❤️
空からの素敵なプレゼントですね!😀

もちろん大地のパワーも充電し…


森の木々にも元気をもらって歩きました!


そして昨日は、今日のマラソンに出るためにいらしたダイバーのお客様と三原山へ。
子育て期間のブランクを経て、最近ダイビングに復帰された方です。

海の中でも小さな生物の観察が好きなお客様は、トキメキポイントがほぼ私と同じ😀
色々なものを見つけて教えてくれました。

ハチジョウイヌツゲの「まあるい形がカワイイ」とか…


「オオバヤシャブシの種子の隙間から空が見えるのが綺麗!」とか…

(山ほどある種子の中でも「隙間から空が見えて写真に撮れる高さ」のものはなかなか無くて、2人で結構探して見つけた一粒です)

「コケの小山が作り出すモコモコが可愛い!」とか…

お客様の発見に、何度も共感しました。

ところで、前日の虹色の雲のバースデイプレゼントもそうですが、時々「自然が私たちのために特別な演出をしてくれているのではないか?」と思うことがあります。

昨日もそうでした。

「伊豆海洋公園(大室山から流れ出た溶岩の海岸)で何百回も潜っていたお客様に、楽しんでもらうための演出では?」と思えるほど、大室山や伊豆高原がクッキリ見えたのです。


で、もちろん激写!


三原神社の鳥居の中に入れたり…


ゴジラ(溶岩)の手の上に大室山を乗せよう試みました。

またもや失敗に終わりましたが…(笑)
道路に這いつくばって、溶岩の上で手を伸ばして撮っても、これが限界でした(^◇^;)
…こんど時間のある時に工夫してみます(?)

昨日の空は、広範囲に灰色の雲が浮かんでいましたが、雲の下はとてもクリアな視界が開けていました。

火山の島々が海と雲に挟まれているみたい…。

山を下る間もず〜っと、その状態が続きました。


久しぶりに表砂漠に下ったら、雨の後だけ現れる「幻の池」に水がたっぷりたまっていました。
嬉しくて、10〜20分ぐらい(?)滞在したと思います。

私たちがいる間に池の様子はどんどん変わり、水鏡に青空が現れたかと思うと…


突然、風が変わってさざ波が立ち…


また静かになって、青空を写し出しました。

ずっとここにいて、変化を見続けたいと思うほど、刻一刻と変化する魅力的な風景でした。

歩くたびにトキメキを与えてくれる“大いなるものの存在”と、楽しい時間を共に過ごしてくださったお客様に感謝❤️

ありがとうございました!!

(かな)








コメント
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