グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

大島の空から=その⑤ (ドローン活用法模索中?)

2020年01月03日 | その他

昨年9月の台風後
山頂駐車場へ向かう道路わきの倒木がとても気になっていました。
車を降り、横の藪に入ってみるとこんな感じ。


上空から見てみると・・・
黒い筋が帯状に伸びているのが分かります。

樹木が倒された部分は途切れている場所も有りますが、数キロに渡って続いています。

さて外輪山内壁は全面緑に覆われ、以前中の様子を窺い知る事は出来ませんでした。
しかし6年前の土砂災害後、壁面の樹木が崩れ落ち内部の様子が剥き出しになりました。


十数か所の爪跡が残っているのですが、その中の一つはこんな感じになっています。

噴火の度に大量の溶岩が流れ、幾重にも重なって島が出来たのが分かります。

実は外輪山そのものが岩の塊のようなもので、土の部分はほんの僅かしか無いのですね。
なぎ倒された樹木は根を下に伸ばせない為、強風に耐えられなかったのです。

斜め上から崩れた壁面上部を見ると・・・
場所に依っては、道路から数メートルしか離れていない事が分かります。

再度、豪雨や強風に曝されると、360度開けた景色になってしまうかも知れません。
道路そのものが崩れる事は無いと思いますが・・・。ちょっと心配ですね。 by GIBA
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする