グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

オカダトカゲ

2019年05月20日 | 火山・ジオパーク
先日(5月5日)ジオパーク主催の催し「トカゲのしっぽはなぜ青い」が開催されました。トカゲは好きなのですが鈍くさい私なのか、少し怖い?のか そのせいで捕まえることが出来ませんでした。この日はそんな私でも目いっぱいトカゲを見ることが出来る?

捕まえるのは な なんと 釣る! 竹の棒に針を付けてエサはミルワーム(こちらの方が苦手かも)掴むことは出来てもそれを針に付けなくては やはり無理なので他の方にお願いしました。釣り方のレクチャー後
いざ!釣るぞ!

近くの石垣に

石垣と石垣の間にはきれいにコンクリートで詰め物がしてあります。これだとトカゲの入る隙間が無いのでトカゲは現れないとの事。
人間が作った石垣は時間をかけ雨風で石と石の隙間の土が流れ出してその隙間にトカゲが入り込む。

トカゲにとってこれがベスト
なぜ石垣に居るかと言うと 変温動物のトカゲは日の当たるところで太陽熱をチャージし温まったらエサを取りに行くと言う。でも、中々現れてくれないトカゲ君

あら、お城のように積んである塀も有りますね

それでもトカゲの入る隙間は少なそう

時々姿を見せる

釣竿を出してトカゲの出現を見守る 早く出ておいで!

トカゲの痕跡に“う〇こ”があると言う それが

初めて見た 知った。こんなの今まで捜した事が無かった

時間が経って集合時間 私ボウズです(トホホ)


今回の催しの表題にあったように『トカゲのしっぽはなぜ青い』の解明 プリズムで光の可視化

幼いトカゲのしっぽが青く大人になると茶色になる。光の反射により青色が目に届く(青く見える)

次に、太陽に当たらなかったトカゲと沢山浴びたトカゲの違いの実験
スタート


この実験では確たる違いが見られませんでした

大島のオカダトカゲもっと南の島のトカゲ君よりすばしっこいのだそうです。それは大島にトカゲを捕食する動物が居ること(イタチ)猫なんかも食べているのを見たことが有るけれど、もっと南の島にはイタチが居ないので大島より“ボーッとしている”との事

今回の参加人間は約50名 捕まえたトカゲ20匹(私0匹)今回講師をして頂いた長谷川正巳先生ありがとうございました。
今度自分でトカゲ釣ってみよう エサのミルワームはやめて何か考えなくては(しま)
コメント
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