グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

つばき小学校『秋の校外学習』

2015年10月23日 | 火山・ジオパーク
昨日、つばき小学校5、6年生の『秋の校外学習』に、ガイドとして参加しました。

全員集合~の図です。

学校からジオパーク推進委員会にガイド依頼が来て、教育部会の山田先生が5年生を、ガイド部会の私が6年生を担当。

前半はビンゴクイズをしながら歩きました。

「外輪山にある黒い壁は何のための物か?」の質問では、「山の形を綺麗にするため」でも「溶岩が流れないようにするため」でもなく「進撃の巨人に襲われないため」を選んで「絶対コレだよな~」と、楽しそうに笑う子ども達…最初から遊び心タップリでした。

ゴツゴツ溶岩地帯では「溶岩の流れる速さ」や「噴火何年目に植物が生えたか?」のクイズをしました。

溶岩渋滞中~(笑)

子ども達は口では「疲れた」と言いながら、メチャメチャ元気でした。

暖かい地面に皆で触り…


火口一周コースでは…


先頭を切って、坂を駆け上った数名に続いて…


男の子達が、次々に走り出しました!

こんなに大人数が、この坂を駆け上るのを見たのは初めてかも!

そしてこの場所でも…

今まで、この斜面を歩いた人の中で、たぶん一番高い位置を歩いていました。
島の小学生って元気だなぁ~(感心)

子ども達は、歩きながら次々に質問をしてきます。

「火山はなんで噴火するの?」「割れ目噴火はどこからでも起こるの?」「溶岩が白くなっているのはなぜ?←地衣類のこと」「なんで煙の出る場所が変わったの?」等々…「よくぞ聞いてくれた!」と嬉しくなる質問ばかり(笑)

しかも私が一度説明したことを周りの友達に伝えてくれていました。(またまた感心~)

「今日学んだことを、1人10個書くように」という先生の指導のもと、真剣な表情で取り組みはじめた6年生達。


のぞかせてもらったら『三原山』を中心に『学んだこと』がいっぱい書かれていました。

私も「三原山から学んだこと」を書きだしてみようかなぁ…きっと10個では足りないかも。

そしてついに、子ども達待望のランチタイム。


「今日は本当に良い天気ですね」「こんな天気が良いのは初めてじゃないかな」「いつもはたいてい、風が強くて寒かったり、小石が飛んできて痛かったりするのに」と語り合う校長先生と山田先生(写真左の2人)。

「本土より雨が多く風も強い伊豆大島の先生ならではの会話だなぁ」と、しみじみ思いました。

それにしても、本当に気持ちの良い天気でした。
キラキラのススキの中で…

みんな笑顔でした。

のびやかな島の子ども達…素敵すぎる!

(カナ)



コメント
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