グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ヤッホーとシャボン玉

2015年07月30日 | ツアー
今日は、4歳と8歳の男の子&ご両親と歩いて来ました。

お母さんと相談して「暑いので無理をせず、昼食を挟んで午前と午後に分けて少しずつ歩く」という予定でスタート。

虫好きの男の子達を歓迎するかのように、ツアーの始まりから珍客がやって来ました。

『珍客』は窓全開で停めていた車の中に飛び込んできました。

2000kmもの長距離を移動することで有名なアサギマダラ!

ガラスの外に向かって飛ぼうとして、羽をバタバタさせていました。
こんな状態で、目の前でじっくりアサギマダラを見たのは初めてです。

「なんだか楽しいことが起こりそうだなぁ」と思いながらツアーに出発!


出発してすぐに、特等席でオヤツを食べました。

いつも立ち寄るこの場所。
凹凸のない溶岩は、座りごこち満点!

さらに周囲より高いので眺めも良く・・・

皆さん思い思いの方向を見て眼下の景色を堪能。
(約1名は『牛乳せんべい』の袋やぶきに集中しているもよう)

皆さんがとても楽しそうだったので、私も登ってみました。

快適です!いつもは火口を目指すからセッセと先を急ぐけれど、たまにはこんなゆっくりペースも良いなぁ・・・。

火山灰の上を歩きながら「普通の砂利とは音が違うね」とスルドイ指摘をするお兄ちゃん。

「なるほど~」と感心して写真を撮ったら「足を入れないで、もっとちゃんと砂だけ撮った方がいいと思うよ」と優しくアドバイスしてくれました(笑)

4歳の弟君は、溶岩を並べ・・・

「こっち(右)がパトカーで、こっち(左)が救急車だよ。あとは消防車を見つければ・・・」と真剣。

「あ、これ!」とお兄ちゃんが見つけたのは・・・

確か消防車だったと思うけれど、既に記憶がおぼろげに(^_^;
(たぶん乗り物だったと思うのですが、こうやって見ると『犬』にも見える・・・)

1986年溶岩の上で「ヤッホ~!」と2人で声を合わせて叫んだら・・・

なんと三原山から「ヤッホー」という『こだま』が返って来ました!
すご~い!そういえば、今までここで「ヤッホー」と叫んだ人は、いなかったかも・・・。

子ども達が何度か「ヤッホー!」をしていたら、今度は登山道の方角から「ヤッホー!」という人の声が聞こえて来ました。見知らぬ人との「ヤッホー」の応酬・・・これまた楽しかったです。

さて、午後は裏砂漠へ。

両側の木がどんどん茂って、すっかりジャングルっぽくなった歩道を抜け・・・

虫を探しながら・・・


広い景色の中へ!


ここで、お母さんが持参したシャボン玉登場!

うわ~、ここで飛ばすのは最高ですね!

そしてここでも、子ども達は「せーの」で声を合わせて

「ヤッホー!」

・・・残念ながら、三原山は応えてくれませんでしたが・・・

シャボン玉は、い~い調子で飛んでいました~!

坂道で弟さんの荷物をさりげなく持ってあげたり、牧場で私に、自分の分のアイスクリームを食べさせに来てくれたり・・・と、とても優しいお兄ちゃん。
そして「あれ、なに?」と次々に色々なものを見つける弟くん。

とても楽しい1日でした。

ツアーにご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
次はぜひ火口へ~。

(カナ)


コメント (2)
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