グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ハロウィーンの脇役

2011年10月21日 | 哺乳類、爬虫類、他
知人が来島して、久々に外輪山まで登り富士山を拝みました。
17日の風の強い月曜日のことでした。

温泉でゆっくりしたいという知人の希望で「御神火スパ」へ行くと↓、
入口に「ハロウィン ボード」なるものが設置してありました。
ハロウィーンにちなんだイラストやコメントを書いたものが、
たくさん貼り付けられていました。

ハロウィーンは10日後の10月31日に行われますね。
カトリックの諸聖人の祝日の前夜祭の行事だそうで、
元々はスコットランドやアイルランドなどのケルト人の宗教行事に起源をもち、
秋の収穫に感謝し、亡くなった家族や友人たちを尊び偲んだそうですが、
今のアメリカではクリスマスに次ぐ盛大なお祝いになっているとか。

ボードの絵を思わず、じっくり見てしまいました。
ハロウィーンにはカボチャで作ったランタンと一緒に
コウモリのイラストが登場することが多いものです。

自然観察者としては、コウモリの方に関心があります(笑)

こちら↓はシッポがあるので、コウモリというより小悪魔でしょうか?!
どれも、なかなかよく描かれています。
温泉の利用者の方々が描いて貼ったものなのでしょうか?


今日は朝から小雨がぱらついて、風もありました。
ここ3日程こんな天候が続いて、出帆港は岡田港でした。
知人を送って乗船券売り場へ行くと、
ここにもハロウィーンのイラストがありました。

もみじの枝先が飾られ、季節感が演出されています。
そして、カボチャとコウモリが↓
クリスマスやバレンタインデーのように欧米の行事が、
また1つ根付きつつあるようですね。
都会やギフトショップなどへ行ったら、
さぞ派手なのでしょう。
月とコウモリ。
ただ、黒っぽいシルエットだけなのですが、
コウモリだと分かるところが良いですねー。

家には、数年前に頂いたハロウィーンのバック↓があります。
つい、取っておきたくなって・・・(苦笑)


マイナーなイメージを持たれることの多いコウモリですが、それでも、
ハロウィーンで登場の機会が増えたことを歓迎したいと思います。

今までに伊豆大島では、アブラコウモリ、キクガシラコウモリ、
コキクガシラコウモリ、ユビナガコウモリの4種の生息が記録されています。

こちら↓は、本物のコウモリ。
夜はコウモリたちの活動時間ですが、
食事を終えると安全な場所で休息します↓。
キクガシラコウモリ2頭が仲良くぶら下がっているところです。 
ディスターブに注意し、撮影で悪影響を与えないように、
ライトに赤い色の覆いをしています。
【お願いです!】
皆さんもコウモリを見付けることがあっても、強いライトや
カメラのフラッシュを使わずに撮影してやって下さい。
お願い致します。

(なるせ)
コメント
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