面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「地球、最後の男」

2013年01月23日 | 映画
宇宙ステーションに派遣されたリー・ミラー(ガンナー・ライト)は、地球との交信がパッタリと途絶えてからというもの、たった一人で宇宙船の中に残されたまま、地球の周りを回り続けている。
6年以上の時が経ち、生命維持システムが消耗していく中、ただ生きているだけという極限状態を強いられている彼は、正気を保つための“孤独な戦い”続けてきた。
ある日突然、巨大な宇宙ステーションが現れる。
接触を試みたリーが、ステーションの中へと入ってみると……


地上からの通信が途絶えてしまい、宇宙ステーションにたった一人残されることになった宇宙飛行士。
どうやら地球で何かが起こり、人類は滅んでしまったようだ。
宇宙空間にいたことから、人類で唯一、難を逃れることができたリー。
しかし、「生き残った」ということが逆に不幸にさえ思えてしまうシチュエーション。


最新鋭の映像技術を駆使した映像美と音楽とで、哲学的な問題にアプローチする空想科学叙事詩。
2011年に制作された「2001年宇宙の旅」。


「地球、最後の男」
2011年/アメリカ  監督:ウィリアム・ユーバンク
出演:ガンナー・ライト