掃除友達
ルンバと一緒に掃除をするようになって3ヶ月が過ぎました。
もうすっかり慣れて、今日は掃除の日と思うと浮き浮きします。
充電時間を考えて、私の片付が簡単な場所から始めます。
お部屋を半分に区切って、ルンバが動きやすいように、なるべく邪魔物を片方に移動するのです。
区切るにはバーチャルウォール機能を活用します。
電源を入れるだけで、赤外線の見えない壁を作り出し、ルンバが入れなくなるのです。
そこでルンバのスイッチをONにします。
ルンバは兎に角丁寧に、何ども何ども繰り返し動き回るので時間がかかります。
その間に私はルンバの不得意な狭い場所を掃除したり、洗濯物を干したり、台所仕事もします。
そのうちルンバの終了音が聞こえてきます。(ちゃんと基地に戻っています)
そこで邪魔物を戻して、区切った部屋のもう一方に基地とルンバを移し、スイッチをON。
狭い部屋はそれなりに片ずけてスイッチをONします。
(ルンバは障害物があってもぶつかりながら寄けたり、潜ったりして掃除をするのです)
このようにルンバを使っての感想は、老いてだいぶ衰えた私の能力でも、なかなかだな~と改めて感じられたことです。
臨機応変に、適当に掃除をすることが出来るし、瞬時の判断であれこれ適当に処理もできます。
もし家事全般を、それぞれのロボットにまかせたらと想像しても、快適とは思えないのです。
人間の能力の高さを見直し、この能力を衰えさせない工夫を、怠りなく続けたいと痛感しました。
そのためにはいろいろな場面で、面倒がらずに頭と身体を使って、少しでも老化を防ぎたいと感じています。
一方でルンバのお陰で
・ 部屋をなるべくシンプルにする工夫をしたり、
・ もくもくと自分の使命を果たす姿に元気を貰ったり、
・ 終わった時の終了音が”綺麗になったよ”と得意そうに言っているように聞こえたり、
ルンバを擬人化して愉しんでいる自分がいます。
ルンバは私の家事友達です。
ルンバこれからもよろしくね。