フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

Kitahoさん宅訪問 原種バラ ロサ・オドラータ

2019-11-21 | 庭探訪

今朝もいい天気になった、朝の気温は-3度まで下がり、庭には一面に霜が降りた。

今日は、バラや庭づくりについて教えて頂いているKitahoさん宅を訪問した。
庭の芝生の周りに美しくサフランが咲いている。雌蕊は香りと色づけの高価なスパイスの原料になる。

丁度昼時になったので、台ヶ原宿の「くぼ田」に行って 美味しい蕎麦を食べよう。店は、すでにほぼ満席の盛況だった。

待つことしばし、出された蕎麦は盛り付けも美しく味も絶品だ。天ぷらもカラっとして舌ざわりがいい。

食後Kitaho宅に戻る。 庭ではほとんどのバラが花を落としている中で、この「ロサ・オドラータ」だけは形も色も美しく咲いていた。香りもいい。

お聞きすると原種バラで四季咲き性だという。原種バラはどちらかと言うと一期咲きと思っていたら、四季咲き性もあるらしい。

その後は、庭づくりの話、車やcoffeeのKitahoワールド、我が家の樹木伐採計画など、あちらこちらに話が飛びながらも楽しい会話が続き、4時過ぎにお暇した。

 

帰りの道で見た夕日に染まる八ヶ岳はほれぼれするほどだ。

うっすらと霞んだ麓の上に端座する富士の美しさ


コナラ 雑木林の最後の紅葉

2019-11-19 | アダージョの森

今朝の北岳、付近の森の紅葉と冠雪した姿が鮮やかな対比を見せている。その美しさに思わず見とれてしまう。

甲斐駒ケ岳にはまだところどころにしか雪はない 

今日は、妻が諸々の用事のために大阪に戻ることになったので、長坂バス停まで送る。

これからしばらくは、自由でいて「不自由」な暮らしが始まる。

バス停から見た富士 逆光で眩しかった。

アダージョの森に戻ると、青空を背景にコナラが美しい。雑木林の紅葉の最後を飾る。

北の森にあるシラカバやリョウブ、ウリカエデなどはすべて落葉し、コナラ・ミズナラの紅葉が森を覆っている

足元では落ち葉がさらに嵩張ってきた

コナラ(小楢)
学名:Quercus serrata
ブナ科コナラ属

かつては薪炭材とし手入れされ、繰り返し伐採された。萌芽力が強く、ひこばえがすぐに生えてきて、20年で立派な薪炭材となる。シイタケのホダ木に適しているし、落葉は堆肥の原料になる。

樹液はカブトムシ・クワガタの好物、ドングリは鳥類(カケスはよくやってくる)、哺乳類(リス)の食糧だ。


第14回北杜市合唱祭を聴く 合唱の喜びが伝わってきた

2019-11-17 | フルート

煙突掃除隊の皆さんは、昨日来たと思ったら、今日帰るという慌ただしい八ヶ岳滞在だった。

これは、土産のリンゴを買いに行った野辺山にある「びっくり市場」から見た八ヶ岳。何年か前に、横岳から赤岳へ登ったルートを思い出しつつ山を眺める。

これは、皆さんと別れた後「黄色い橋」から見た八ヶ岳、雑木林の紅葉が美しい。

これは、まきば公園から見た赤岳。同じ山でも見る場所と高度によって雰囲気がガラッと変わる。

その後、ペンション「ミュー」さんが、チューリップの球根を差し上げましょうというので伺った。いたるところにバラのフェンスがある。バラの苗がどんどん増えて、今では90以上あるとのこと。

お近くなのにバラの最盛期に訪れたことがないので、一度訪問させていただくことにしよう。

今日の午後からは、「第14回北杜市合唱祭2019」を聴きに、八ヶ岳やまびこホールへ出かける。

全13団体の合唱は、聴いていて楽しく美しい。特に、「北杜市明野少年少女合唱団」の「コノウの言葉によるカンタータ」のアカペラ、「長坂町オオムラサキ少年少女合唱団」の「見えない羽」は大人の歌には生まれない澄んだ響きが素晴らしかった。

「オペラ ルスティカーナ合唱団」による、「椿姫」から「ジプシーたちの合唱」「闘牛士たちの合唱」「バッカナール」の3曲、これは合わせるのは大変な曲だろう。オペラの衣装と動きでの演奏は、見た目にも楽しかった。しかも、その指揮は、なんと私のフルートの師匠の鈴木卓さんだったので驚いた。

最後を締めくくった「女声合唱団フォンティーヌ」の「女声合唱とピアノのための「花に寄せて」より」、「たんぽぽ」「ねこじゃらし」「しおん」の3曲。初めて聴く歌だったが、ハーモニーが本当に美しかった。作詞は星野富弘さんだ。

 たんぽぽ 
     いつだったか
     きみたちが 空をとんでいくのを見たよ
     風に吹かれ ただ一つのもの持つて
     旅する姿が
       うれしくてならなかったよ
     人間だってどうしても必要なものは
     ただ一つ
     私も余分なものを捨てれば
     空をとべるようなきがしたよ


<星野富弘>~wikiより

1970年中学校の体育教師になるが、同年6月17日、仕事(クラブ活動の指導)中の墜落事故で頸髄を損傷、手足の自由を失う。1972年 - 群馬大学病院入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始める。

セレモニーの場面。

 会場を出た後見た美しい富士の姿。

 


今年も煙突掃除隊がやってきた

2019-11-16 | アダージョの森

今年も大阪から「煙突掃除隊」がやってきてくれた。これまでは、春から秋の初めがほとんどだったが、今年は、晩秋の煙突掃除となった。

午前10時前に一行到着、皆さん、少しお疲れではと思ったが、何の何の元気そのものだ。

早速、煙突掃除に取り掛かってくれた。もう慣れたもので、全ての工程と分担が身についているので、1時間もかからないうちに作業終了

今年の煙突の煤は、あまり多くなかった。これで、2020年の春まで、気持ちよく薪ストーブを焚くことができる。感謝、感謝。

煙突掃除とは別に、小屋の東側に放置されていた抜根した根っこが何とも見苦しい、と皆さんに話をすると、動かしてみましょうかということになった。

大きい根っこは4人がかりでやっとひっくり返すことができた。棒切れで、根っこに付いている土落としをすると俄然軽くなり、私一人でも動かせるぐらいになったのがありがたい。

これで、後はゆっくり作業をしていけば、小屋横の見苦しさは解消される、やれやれだ。

その後は、炭熾しをしている間に、食べ物・飲み物を運び、バーベキューの用意をしていく。

恒例のシュラスコは、今年は小さい目にした。その横にあるのは新しいメニューの「肉巻き焼きおにぎりカレー味」、これがなかなかおいしい。

そうこうするうちに、シュラスコが焼きあがったので、表面から包丁で切り削いでいき、アツアツを食べる。これが旨いんだ。

 

肉厚の焼きシイタケ、ジャガイモのホイル焼き、焼きニジマス~写真に撮れていないが、殻付きの焼き牡蠣は旨みたっぷりの汁があふれ出てきて、何ともいえない美味しさだ。

久しぶりにスモークしたホタテ貝と竹輪、酒のあてにぴったりだ

今回は、風が強いため、炉での焚火ができなかったのが心残りだ。

夕方暗くなる前にバーベキューはお開きになった。その後皆さんと大泉のロイヤルホテルの温泉に入りに行く。驚いたことに、駐車場がBMWで溢れている。何かなと思うとホテルの入り口に「BMW CLUB Japan」の表示が出されていた。

温泉で疲れを流し後は、我が家に帰り、夕食を食べながら、近況を報告し合った。


美しき雑木林の紅葉 Kさんご夫婦との楽しい会話

2019-11-15 | アダージョの森

今日も素晴らしい青空が広がっている。朝6時30分の気温は0℃で、グングン下がってきた。

庭の小屋に朝陽が射してきた 

小屋前のオオモミジが色づいている

北側花壇のオオモミジは、赤から柿色に色づいている

赤くてかわいい実をつけているオトコヨウゾメの紅葉も美しい

イロハモミジの紅葉も最盛期だ。こうして並べてみると、野性的ではないな。

森の足元は落ち葉で埋め尽くされている

 

午後からお近くのKさんご夫婦がお越しになった。最初に、庭を案内する。

その後部屋に入り、奥さん手作りの「ブランマンジェ」、(アーモンドの香りが何とも言えない美味しさだ。)を頂きながら、庭造りなどの話に花が咲いた。


 

ブラン・マンジェ(フランス語: blanc-manger、ブラマンジェとも) -wikiから

冷菓の一種。 現在の日本では砂糖、洋酒、生クリーム、バニラなどで風味をつけた牛乳を、ゼラチンで固めたレシピが多いが、本来は砕いたアーモンドからアーモンドミルクを抽出して牛乳に香りを付けて作り、肉が入ることもあった。名称は古フランス語で「白い食べ物」という意味の「blanc manger」に由来する。ババロアやパンナコッタと似ているが、多少材料や作り方が違う。