フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

指北庵 八ヶ岳西麓の古民家カフェ&ギャラリー

2019-08-22 | グルメ・クッキング

今日は八ヶ岳西麓の古民家カフェ&ギャラリー「指北庵」(しほくあん)でMさん夫婦と食事をした。

2018年にオープンした店で、店内の雰囲気がよく、出される料理もおいしいので、結構評判になっている店だ。

週刊すわに掲載された記事を転載します。(2018年1月12日号)

「 茅野市出身の矢島千波さんが料理、ご主人の滋さんが配膳を担当し夫婦で営む築110年の古民家カフェ&ギャラリー。妻の千波さんは学校給食の栄養士や中学校の家庭科教師として約30年勤務。2人の定年退職を機に今年5月、同市にオープンしました。ランチメニューは和食がメインで、ランチタイムのみ提供される「指北庵膳(800円)」1種類。冬は「ジャコ大根めし」「油荏(あぶらえ)餅」「凍り豆腐の肉巻」「掻(か)き大根」「カレイのフライ」「豚汁」などがセットで、季節によりメニューが替わります。「素朴な料理なのにびっくりする程おいしく、スイーツも含め何度でも食べたくなる」との声も。「ランチは予約優先で、16人までの貸し切りや2階ギャラリーのご予約なども承ります」と滋さん。

■営業時間: 午前10時~午後5時
         ランチタイム午前11時半~午後1時半
■定休日: 月・火・水
■住所: 茅野市北山6701(芹ケ沢)
■電話: 0266・55・6315           」

Mさんが予約を入れていてくれていて、私たちが行った時には「本日満席」の表示がかかっていた。

家の外壁には、古い農具がいろいろかかっていて目を楽しませてくれる。

中庭 フロックスが咲いている

入り口も何とも懐かしい雰囲気だ

部屋の中から中庭を見る

綺麗に盛り付けられた料理 一つ一つが楽しい

配膳されたときに説明を受けたのだが・・

左上、丸いコロッケ、中にクリームチーズが入っている 右上の丸い皿は冬瓜あんかけ煮物 その下の棒はゴボウを高野豆腐で巻き、それを豚肉で巻いて焼き上げている、真ん中キュウリを塩こうじであえている、左の茶色の小さい丸いのはおはぎ、右側下、キャベツとイカの塩漬け

下左、そうめんのすまし(ミョウガと大葉入り)、下右、枝豆ごはん

デザートはお汁粉を食べたので満腹になってしまった。

食後は、2階のギャラリーで水彩画展を観る。

店を出た後、蓼科にあるMさんの別荘にお邪魔し、夕方遅くまで、音楽や八ヶ岳暮らし、子供や孫たちのことなどを話した。

下の作品は奥さんが作成した、大きなステンドグラス。車山のニッコウキスゲが描かれている。制作するのに5年かかったという大作で、階段の壁に飾られている。


フシグロセンノウ 日本固有種の輝き

2019-08-21 | アダージョの森

今日はいい天気になり、朝陽が庭に射してきた。この庭に半分ほど光が当たっている景色が好きだ。残念ながら、私の写真技術では捉え切れていない。

庭にフシグロセンノウが咲いている。節のところが黒くなることから、こう名づけられた。

今年は、春の遅霜にやられたのと、鹿の食害にあったのとで、花はあまり芳しくない。


田中澄江さんが「『花の百名山』で、雲取山を代表する高山植物の一つとして紹介した」(wiki)。雲取山ではどんな具合にフシグロセンノウが咲いているのか、一度登って見てみたいものだ。

なんといっても素晴らしいのは日本の固有種であるということだ。これほど庭を華やかに彩る花が日本固有種であるところに、日本の自然の豊かさがある。

ともすれば、イングリッシュガーデンという言葉に惑わされてしまいがちだが、足元をもっと見てみるのが大事だと思った。

 

フシグロセンノウ(節黒仙翁)
ナデシコ科 センノウ属
学名:Lychnis miqueliana 
分布 日本固有種 本州、四国、九州

フルート四重奏を楽しむ

2019-08-20 | フルート

今日は、久しぶりのフルート四重奏の練習を行った。

フルートの今年の発表会が10月12日に迫ってきて、四重奏も発表することになっていて、お尻に火がついてきたという状況だ。

練習したのは、

1 Largo~歌劇「セルセ」 ヘンデル作曲

この曲は「フルート名曲31選」 でもおなじみの曲なので、皆さん感じが分かっているので合わせやすかった。
何しろLargoということでゆっくり演奏するので、他の人の演奏を聞く余裕があるのがいい。

2 Largo~ヴィヴァルディ四季 「冬」より

楽譜は細かいが、これもLargoなので、見た目ほどせわしなくない。何よりも旋律が美しいのがいい。

問題はアルペジオの刻みが揃うかというところだが、慌てずにやると何とかなりそうだ。

それなりに曲が流れるようになったので、本日の練習を終えることにした。

その後は、差し入れていただいたスイカを頬張りながら、はね桃の入手、野菜作り、メンバーの一人のイギリス旅行の話などあれやこれやの話に花が咲いた。

発表会前は集中的に練習しよう、ということになり、日程を決めて散会した。


ブッドレア 蝶が好きでバタフライブッシュと呼ばれている

2019-08-19 | アダージョの森
夏の花木と言えば、やはりブッドレアだろうか。

 
 

背が高くなり、円錐形の花穂が甘く香る。蝶が集まるため、英名を「バタフライブッシュ」と呼ぶ。


この濃い藤色のブッドレアは、いつのころからか我が家のガレージの端に根付いて、どんどん成長してきた。
 

背が低いと邪魔になるのだが、高くなるとあまり気にしないよいうになった。それでも、見上げるような高さになったので、来年3月には剪定を考えよう。
 
これとは別に、南側花壇でもブッドレアを育てている。
シルバーリーフが美しい。シルバー・アニバーサリーという品種。これは花があまりはっきりしない。
 
 
 
それと、オーレアという品種。これは、葉が明るい黄色になる。花は、濃い藤色だ。
アナベルとアスター類に囲まれてしまって、少し成長が遅い。
 

ブッドレア
学名:Buddleja davidii 
和名:フサフジウツギ(房藤空木)
その他の名前:バタフライブッシュ
ゴマノハグサ科  フジウツギ属

武川のKさんの庭を訪問

2019-08-18 | 庭探訪

今日は、久しぶりに武川のKさん宅の庭を訪問した。

元は、栗林に竹が一面に生えていたところを、ご夫婦お二人で開墾して、庭造りを進めておられる。

エキナセアなどの夏の花が庭に彩りを与えている。

この花は何かなとお聞きしたら、なんとリョウブの園芸種とのこと。
リョウブのように背が高くならない品種、「アメリカリョウブ ‘ルビースパイス’」かな

バラ・ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサールが、夏の暑さに耐えながら咲いている

カリガネソウ・スノーフェアリ 斑入りの葉が美しい

春に移植したズミがしっかりと根付いている。大事なのは、枝先のヤドリギも成長していることだ。

これから、庭がどのように作られていくか楽しみだ。

部屋に入り、冷たいものをいただく 

小太郎君は、「写真を撮るよ」というと行儀よく、構えてくれた。